探さないで下さい

ここに説明を入力したいと思います

ぼくらが遠征(たび)に出る理由

エクストロメ(大阪) 〜 尾道ホログラフィー(尾道) 〜 ロコドルパーティ(三原)

 

尾道のユニット フェリーズ、Straight & Palmer について

今年は特に色々な事があって遠征も思う様にできていなかったが、これだけはどんなことがあっても行こうと思っていた尾道でのイベント「尾道ホログラフィー」。

京都ではじめてフェリーズを見たときの衝撃はいまでも忘れない。それから事あるごとに尾道へ足を運ぶこと、もうこの3年弱で尾道への訪問回数も二桁を超えてしまった。自分でもまさかこんなに尾道へ足を運ぶとは...。

 

このブログにたどり着いている人には全く不要かもしれないが、フェリーズのことについて少し説明を。


2013年に結成された渡船を愛する女性ユニット、尾道在住のヨーコとマチルダの二人組。中毒性の高く、1回聴いたら忘れない「分かりやすい」曲が多いのが特徴。この「分かりやすい」曲を作ることは決して簡単なことではなく、多彩で深い音楽の要素を背景に、音をできるだけ使わずそして重ねずに表現する難しさ、その中で特に強いオリジナリティとキャッチーさを出せていて、いったいどんな人がこんな曲を作ってるんだ?という話になるのは至って自然な流れである。
代表曲「渡船フェリー」に至ってはAメロのオケはドラムのリズムのみである。

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そしてこのフェリーズをプロデュースしている「Straight&Palmer」のKEIKIさん、自身のユニットも精力的に活動している。ジャズ、フュージョン、ファンク、多彩な音楽性をシンプルにまとめ上げた楽曲群は一聴どころか百聴の価値あり

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その辺含めた説明はこちらの方のブログエントリーが詳しいのですが、

d.hatena.ne.jp

気がつけばこのエントリーも2年も前のもので、それ以降も自分は足繁く尾道へ通っているわけなのですが、ユニットとしても行く度に進化を感じさせるため「また行きたい」「今度はどんな新しい事をしてくれるんだろう?」と行くたびに期待をもってしまう。
当初はフェリーズ二人だけで行うオケによるライブステージがメインだったのだが、今や殆どのアクトにStraight & Palmerがバックにつき生演奏をし、曲によってはフェリーズの二人もキーボードやシンセを弾くという、2つのユニットの境界線がなくなってるスタイルになっている*1。新曲も次々と作られ、持ち曲も相当な数になっている。

とにかく見ていても楽しく音楽をやっているところが滲み出てくる所がこの尾道ユニットの一番大きな魅力であることは間違いない。

 

そしてその思いは暴走して行くわけです。
こんな素敵な景色・音楽・空間をもっと多く人に見て欲しい・知ってほしいという気持ちがどんどん増して行きます。

 

そしてついに尾道おやすみホログラムが招かれることになり、2マンライブイベント尾道ホログラフィーが開かれることになりました。

 

新宿→大阪

もともと「尾道ホログラフィー」のみの遠征かと思っていたら、その日の前後に大阪と三原(広島県尾道市の隣市)でのイベントからもブッキングされ、3連休フル参戦の大掛かりな遠征に。せっかくだからと関東のおやホロおまいつに声をかけ、みんなで安く車で遠征しよう、という話をしていたら次から次へと参加者が増え、結局17人の大軍勢に。いろいろ相談をして1台で10人乗れるハイエースのグランドキャビンを2台レンタカーすることに。いつもは車で遠征するとしても5人乗りの自車で行くことがほとんどだったので、こんな大勢で移動するのは初めてのこと。

 

7/14(金)の23時に新宿西口に集合して大阪へ出発。

 

いくら大阪とはいえ、朝早く着いてもどこもお店開いていないし、やることもないので道中ゆっくり行きたいところだったが、深夜という事もあり道は順調に流れて朝の7時過ぎには大阪へ到着。ここで各自自由行動をすることに。朝食を食べに行く者、車でしばらく仮眠する者。昨日からずっとお風呂に入っていなかった自分は朝から開いている銭湯へ行ってから、お昼まで少し時間を潰した後にお昼ご飯へ。

 

昨日から会社仕事→夜を通しての運転という強行軍をした自分はここで完全にダウン。このあと夜に福山まで移動することを考えると、ここで一度寝ないと車の運転もままならないなぁと考え、ライブを見に行くはずだった時間を丸ごと睡眠に当てることに。「エクストロメ」が開催されていたSUNHALLのすぐそばにあるカプセルサウナに行き、つかの間の睡眠を取った。

 

他のみんなは思い思いの大阪をエンジョイしていた模様。睡眠をとってスッキリした自分は三角公園付近で暇を潰していた同乗者を何人か捕まえ、たこ焼きを食べに。そして夕方に車を停めていた駐車場へ集まり、18時過ぎに福山へ向けて出発。

 

福山→尾道 

当初は大阪で一泊することを考えていたが、尾道でお昼からのオフ会があるため渋滞などでの到着遅れを懸念し、前日に尾道の手前にある福山まで移動することにした。約5時間運転をして21時半頃に福山駅前へ到着。各自で手配した宿泊施設にチェックインした後、近くの居酒屋に再度集合し飲み会を行う。これだけ大勢で一度に移動することが今までほとんどなかったので新鮮な感覚だ。

 

結構飲んで居酒屋を出ても飲み足りず外で飲みを続けて散らされて、午前1時を回ったところで解散。予約していたカプセルホテルにチェックインし泥のように就寝。若者は元気に酒を飲み続けていた模様(元気だなぁ)。

 

翌朝は年寄りよろしく6時前に目が覚めたのでゆったりとお風呂に入りさっぱりした後、昨夜車を停めた駐車場へ車を取りに行き、集合場所近くのパン屋で買った朝ごはんを食べながらみんなが来るのを待つ。朝9時に福山を出発し一路尾道へ。ものの30分もかからず尾道へ到着。

 

今日のライブ会場である JOHN Burger & Cafe Onomichi  の隣のコインパーキングに車を停め、みんなでまず渡船に乗りに行った。駅前渡船で向島に渡り、福本渡船で戻るというルート。

 

その後みんなでからさわまで歩きアイスモナカを食べ、その後はオフ会(お散歩会)の時間まで解散。それぞれ朝からやっている食堂でお酒を飲んだり、かの有名な尾道ラーメン屋でラーメンを食べたり、それぞれが思い思い尾道を楽しんだ模様。

 

自分はというと、ラーメンを回避し JOHN & Burger の近くにあるピザが美味しいイタリアントランクイッロクアトロフォルマッジを頂く。いつもはイベントで慌ただしい中で頂くことが多かったが、今回はゆったりしたランチタイムを過ごす事ができた。

 

地獄のお散歩会

ライブの前に尾道の景色を楽しんでもらおうと企画された「お散歩会オフ」。名称はソフトだがあんなにハードなイベントになるとは誰も予想していなかった。12:50に駅前にある林芙美子像前へ向かう。ここがスタート地点となった。

イベント自体は尾道の観光スポットである千光寺公園まで徒歩で往復するものだったが、当日の炎天下が災いし地獄のような登山?になった。ルートはこんな感じだったと思う。

 

【行き】林芙美子像から出発し、土堂小学校の脇の坂道をひたすら上がりビュウホテルセイザンを経由し美術館を通り過ぎて千光寺公園まで登り切る

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【帰り】千光寺、みはらし亭を経由し、ねこゾーン、大林監督宅、坂道美容室が並ぶ階段をひたすら下り、線路を渡って商店街でゴール

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勾配はきついが炎天下でなければそれほど辛くなるほど長い距離ではない。だが当日は記録的な日差しによる猛暑になったため、過酷な山登りとなった。

 

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炎天下のなか予想以上に元気な八月ちゃんと暑いのが苦手でバテバテなカナミルが対照的だった。天候が良すぎるため景色はとてもよく映え、こんなに暑くなければ良かったのだがこればかりは仕方がない。

ゴール地点で集合写真を撮って解散。ライブ開場時間である17:30までは また各自自由な時間を過ごすことに。

 

尾道ホログラフィー at JOHN Burger & Cafe Onomichi 

そしてついにライブの時間を迎える。会場である JOHN Burger & Cafe Onomichi尾道駅から歩いてすぐにある海沿いのおしゃれなハンバーガーショップ。店内はきちんとしたライブハウスの設備が整っていて、かなり大きい音も出せる。フロアキャパはオールスタンディングで100人程度(目視計算)。

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自分はさっそくビールとベーコンバーバーをオーダー。美味しいハンバーガーに舌鼓を打ちながら開演までの時間を待つ。

 

18:30を回ったところで Straight & Palmer with フェリーズのメンバーが登場し、ほぼ定刻通りライブはスタート。

セットリストは

  • Straight & Palmer with フェリーズ (20分)
    01. 尾道ウォーキング
    02. 釣りに行こう
    03. Blue Sky
    04. 古寺巡り
    05. スパゲッティナポリタン

  • おやすみホログラム (60分)
    (アコースティックギターセット)
    01. 誰かの庭
    02. ドリフター
    03. 夜、走る人
    04. plan

    (DJセット)
    05. note (JitteryJackal remix)
    06. 11
    07. 真昼のダンス
    08. underwater
    09. friday
    10. ニューロマンサー
    11. planet

  • フェリーズ with Straight & Palmer (40分)
    01. フェリーズ体操
    02. LOVE SHIP
    03. 尾道クルージング
    04. レモンファンタジー
    05. 夜釣りに行こうよ
    07. 音楽が聴こえる
    06. 瀬戸内海はいいところ
    07. 恋のスピード何ノット?
    08. タグボート

  • アンコール
    01. 渡船フェリー
    02. ドリフター (Straight & Palmer with フェリーズ)

 

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残念ながら今回 Straight & Palmer ギターの永井さんが急遽参加できなくなったのだが、平田さんがベースのサポートで入った。普通だとギターが居ないのでギターのヘルプを入れると思うのだが、なんとベースを入れてきた

 

永井さんはギターだけではなく、メインボーカルを務める曲もある。今回の前半セットリストは1stアルバムからの曲が多かった。ストパーは奏でる音のポップさがとても良いのだが、ベースの下支えがあるどっしりした音作りも今回すごくはまって居て良かったと感じた。もともと中毒性のある曲ばかりなので、初聴きでも気になった方は多いのではないだろうか?

 

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その後おやすみホログラムの出番。60分時間をもらっているのでアコースティックギターとDJセット両方やった。3rdアルバムの曲中心に2ndアルバムの曲も入っててセットリストとしてはいいバランスかなと思った。後半のDJセットは動きが強い曲ばかりで、フロアもかなり盛り上がった。ぎゅうぎゅうかなと思っていたフロアも適度な混み具合で来た人みんなが楽しめる空間だったと思う。先ほどまでライブをやっていたフェリーズの二人もフロアにやってきて笑顔で楽しんでいた。

 

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トリのフェリーズパートは新アルバムからの曲が中心で、最新で最高のフェリーズが楽しめた。でも「渡船フェリー」に並び、ほぼ毎回のライブで演っている初期曲「尾道クルージング」はやはりフェリーズの代表曲だなと再認識したし、最新アルバムの楽曲、それと最後にやった「タグボート」音楽としての進化が早く、今回もとても楽しめた。次回はどんな新しいことがあるのか今から楽しみで仕方がない。

 

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アンコール(渡船フェリー) 〜 サプライズドリフター

本編が終了し、アンコールで「渡船フェリー」をやるというのはフェリーズを何回か見たことのある人なら容易に想像できたと思う。言うまでもなく「渡船フェリー」はフェリーズがフェリーズたらしめる曲であるし、1度もライブで欠かしたことがない曲のはず。
2マンということで事前におやホロ側にもお願いしステージで「渡船フェリー」の振り付けを一緒にやってもらいイベントも大いに成功!大団円!解散!で終わるというのが大方の予想だったと思う。

 

でもそれだけでは終わらなかったのである。

 

「渡船フェリー」が終わった後にサプライズで「ドリフター」を Straight & Palmer with フェリーズの演奏でやった。ストパーの演奏による「ドリフター」を聴いて見たいとずっと思っていたので、本当にこれは嬉しいサプライズだったし、ドラムのイントロを聴いただけですぐさま反応した八月ちゃんに(久々に)感銘した。

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そうして念願だった尾道でのイベントが幕を閉じた。


何より、おやすみホログラムを見に広島まで行くという音楽の価値観が近い狂った人たちと特にその中でも何人かとは移動を含めて3日間寝食を共にする、そしておやホロのライブを楽しんだのはもちろんのこと、フェリーズ・ストパーの音楽を楽しんでもらったり、情景を含めた尾道の良さを知ってもらったことが自分は何よりも嬉しかった。 

 

 

ライブ後の反省会には34人も集まり、深夜までライブの興奮、景色の余韻、そして山登りの筋肉痛と殺人的な日差しによる日焼けを引きずりながら語り合い、深夜まで酒を酌み交わした。 

 

尾道→三原

翌朝は尾道市の隣、三原市で「ロコドルパーティー vol.13」へ。この手のロコドルがたくさん出演するようなイベント、しかも地方都市で行われるやつにおやホロが出演するのは最近ほとんどないし、今後もほとんどないだろう。そのくらいレアな現場であるため、どうしても行きたくなってしまう。

朝9時に駐車場前へ集合し三原へ。国道2号線を走る。高低差が大きい道路で海が見える景色がとても綺麗だった。下道で20kmもないため、ものの30分も経たずに目的地へ着いてしまった。 

 

10:30に開場。おやホロが特別枠になり、午前中の会である第一部での出演となっていた。個人的にはロコドルと一緒の枠で出て欲しかったが望みすぎだろうか?

会場は市民文化センターのような場所で、リハーサル室ではあるものの、オールスタンディングで150人くらいは入れそうな広いスペースでなんとも贅沢な空間だった。こういう素晴らしい環境が(おそらく安く)借りられるのが首都圏にはない地方の魅力だろう。PAは持ち込みの様で、通常の楽曲にはない帯域が詰まっていたのだろうか、ライブ途中で小川さんが低音を上げたらバスが飛んでしまったのはご愛嬌。 

 

午前中からのライブなのであまり期待して居なかったが、カナミルが昨日の熱中症寸前の体調から復活を遂げたのか暴れまわる。地元の客もかなり盛り上がっていて、事故現場かなぁ?という期待を見事に裏切ってくれた。

30分の持ち時間がとても短く感じられる予想外にいいステージだった。

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ライブ後の物販も行きたかったが、三原から東京までの距離を考慮し早急に帰路につく必要があったハイエース遠征チームはおやホロの1部が終了した お昼の12時過ぎには車に集合し東京へ出発をした。

 

三原→新宿、そしてオールナイト反省会

順調に行けばその日の終電に間に合うため、急いで出発をしたものの滋賀県内で渋滞に巻き込まれた後、静岡に入るまでに事故渋滞が頻発し終電保証が危ぶまれた。長い道のりを一人でノンストップ運転し続けるできるわけがなく、途中で運転を代わってもらいながら帰り路を急いだ。

 

名古屋近辺にいた時には3つくらい勃発していた事故渋滞も、静岡〜神奈川へ差し掛かる頃にはほとんど消滅しており、約11時間程度でスタート地点だった新宿西口へ到着。その日に帰らなければならない人をすぐにおろして、レンタカーを返却場所まで持って行った後、残されたメンツで新宿に戻り始発電車まで最後の反省会を行った。

くだらない話に花を咲かせ、時計が午前4:30を回ったところで居酒屋を後にし、やっと解散。始発電車に乗って自宅に着くなりすぐに就寝した。 

 

総括:ぼくらが遠征(たび)に出る理由 

東京でいくらでも見ることができるアイドルやバンドのライブをわざわざ時間やお金をかけて地方都市まで見に行くのはなぜだろう?

それはやはりこの歌のこの歌詞に集約されていると思う。

そして毎日はつづいてく 丘を越え僕たちは歩く
美しい星におとずれた夕暮れ時の瞬間
せつなくてせつなくて胸が痛むほど

遠くまで旅する人たちに あふれる幸せを祈るよ!
ぼくらの住むこの世界では 旅に出る理由があり
誰もみな手をふってはしばし別れる

遠征から戻ってきても、またこのセリフをツイートしたくなる

尾道行ってみたいなぁ」

 

(お知らせ)フェリーズ、ストパーのCDについて

フェリーズ、Straight & Palmer はすでに多くのCDをリリースしています。本当は尾道でライブを見て物販でCDを買ってもらいたいのですが、通販もやってくださっていますので興味のある方は ferrysonomichi@gmail.com

  • 氏名
  • 送付先住所
  • 電話番号
  • 購入したいアルバム及び枚数

を連絡してください。もしくは私に言っていただければまとめて取り寄せることもできると思います。
入手できるアルバムは下記の5種類のはず。もちろん全部買うべきである

  • フェリーズ!(1st album)
  • Straight & Palmer 1st
  • June 2015 - Straight & Palmer with Ferrys
  • May 2016 - Straight & Palmer with Ferrys
  • July 2017 - Straight & Palmer with Ferrys

そして最新作はこの「July 2017」

https://pbs.twimg.com/media/DEsFEPVV0AA3BBt.jpg:large

*1:3枚目以降のアルバムは全てStraight & Palmer with Ferrysでクレジットされている。

2017/7/1 ブートバザー vol.4 出店内容

すでに恒例イベントとなった「おやすみホログラム ブートバザー vol.4」に出店します。紹介させてください。
このブログ自体がすでにブートバザーの紹介ブログになりつつありますが・・・

 

おやすみホログラム 下北沢laguna アコースティックライブ Blu-ray 「ACOUSTICS 1215 0413 0513」

② 2015 八月ちゃん生誕本 デッドストック (3冊)

 

① おやすみホログラム 下北沢Laguna アコースティックライブ Blu-ray 「ACOUSTICS 1215 0413 0513」 1,500円

 

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去年から<Sing>という名でおやホロ企画で行われている下北沢Lagunaでのアコースティックライブ3本を余すところなく収録。
2017年6月17日にリリースされた「0413」のライブ動画もほぼノーカットで収録。

実はライブアルバム「0413」にはカットされた曲が1曲あります。

そのカットされた曲ももちろん収録。アコースティックライブの独特の緊張感を味わえます。

 

メニュー画面もきっちり作り込んでいるので、好きな曲をチャプター再生可能です。

 

<2016.12.15>

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<2017.4.13>

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<2017.5.13>

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② 2015 八月ちゃん生誕本 デッドストック (3冊) 3,000円

部屋の掃除をしていたら3冊出て来ました。八月ちゃん生誕の時に自腹で多めに刷ったものだと思われます(すでに記憶が定かではない)。

早いもの勝ちになってしまい申し訳ありませんが、もともと増刷するつもりはなかったのでこれが最後になると思います。一人一冊まで、イベント開始前から箱に入れるブートバザー出店者は購入権利を与えません(アンフェアーなので)。

 

注意:今回のデッドストックは初版(生誕イベントで八月ちゃんにあげたバージョン)です。このバージョンは現在八月ちゃんが1冊所有、そして ART SPACE BAR BUENA に寄贈している1冊の2冊しか世に存在していないと思います。よくわからない人はこの文章は無視して問題ありません。

 

よろしくお願いいたします。

MY BRO FROM SCUM HELL

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自分は飲んでる時にガチャガチャと一方的に話してくるような人は女だろうが男だろうが気に入らない。

今まできちんと考えた事なかったけど、相手の共感を得るために会話するという行為をたぶん自分は望まないのかもしれない。もともと言葉なんて交わさずに共感できることが目の前にあって、体験した後その余韻を共有するために反省会をしているのだろう。

 

とにかくここ数年は仕上げるためにライブ前に飲んだり、反省会と称してライブ後に何故かよく飲んだけど、自分が行く場は特に明確な目的がなければ特に何かペチャクチャ話す訳ではなく、ただ酔うために酒を飲む。自分が良くつるんでいた研究員や、今も行っているおやホロの現場はそういう人が多い気がする。

 

ナッツさんもそんな言葉を交わさずとも共感できる稀有な仲間の一人だ。

 

もともとナッツさんが何者なのか知らない。今もわからない。それまで本名どころか職業も住んでいる場所も明確に教えてくれなかったし、知ろうとはしなかった。でもそれで全くもって問題はなかった。俺らは箱で会い、酒を酌み交わす。そこに余計な言葉は必要ない。それこそ二年も経たない仲だったけど、一瞬で莫逆の友になったしそのあいだ最高に楽しい時間を過ごせたと思う。今だってそこに思い残しは1ミリもない。

 

それはまさしく自分が学生の時からいちばん好きな小説「一夢庵風流記」のエピソードの一つ「そもそも友とは何かを語るものかね」というフレーズに集約されていると思う。

 

===

 

ナッツさんからその病状を聞かされたのは去年の4月にあったHMV渋谷RecordShopで行われたおやホロアルバムリリースイベントの時だったと思う。イベント後本人からごく一部の人に伝えられたそうだ。

正確には自分はその場には居られなくて、後で3ちゃんにLINEで教えられた。伝えられたその病名は自分にとっては絶望的な類いのものだったし、それを聞いて動揺でしばらく動けなくなったのを憶えている。


どうにもすぐにでも入院が必要で、ベットが空くのを待っている状態と。もしかしたらもう会えないのかもというちょっとした絶望感すらあった。でもベットがなかなか空かなかったらしく、その数日後六本木CUBEで行われたBPM15Qとの2マンのライブにもナッツさんは来てくれた。すでに相当体も辛いだろうに、駅からあの距離を歩いて来たのだからそれだけでなんだか泣きたくなって来た。でもこの時点でナッツさんの病状を知っているのは数名しかいない。

 

しんどそうなナッツさんをステージ脇の椅子に誘導して座ってもらい、あまり野暮なことは聞かない自分でも思わず病状の進行状況を聞いてしまった。そこで聞いた内容が本当に絶望的で、おやホロで盛り上がる客の後ろで暗がりに頼って柄にもなく涙を流したし、柄にもなくナッツさんをリフトした。イベントの最後にみんなで撮った記念写真は本当に大切な一枚になった。

その後反省会で六本木の赤札屋に行った。その時もいつも通りの何も語らない下らない飲みだったけど心は充実するものだった。病状からしたら決して酒を飲んでは良い状況ではなかったナッツさんだったが、いまさら止められないし飲みの場で事情を知らない人も多かったから何も言えなかった。帰りの深夜バスで永田さんと涙ながら語り合った。

 

その後の昭和の日にやった新宿marzでのライブにも行くという話になった。いまでも何故なのか自分でもわからないが、その日のやきとり金の蔵での前飲みに休日だったこともあり自分の息子を連れて行った。後からやってきて隣に座ったナッツさんに全く目を合わせない我が息子が当たり前に面白かった。ものすごく怖そうな人に会って、場末の地下のライブハウス(多分今までライブハウス自体行ったことはないと思う)に連れて行かれて、見たこともない地下アイドルのライブを見させられて、息子は何があったのか未だに記憶の整理がついていないと思う。

 

そしてしばらくしてナッツさんは入院した。

 

すぐにみんなで見舞いに行こうという話になって、突然決まったのに10人くらい集まって板橋はずれの病院に集まった。そこでもナッツさんは病室にまで来てもらいたくなかったのか、病院の外に出てくれて何時間も談笑した。といってもいつもと同じようにあまり語らず。そのあと時間が空いてるメンツで池袋に戻って飲みに行ったが本当に葬式の帰りみたいだった雰囲気を覚えている。

 

そしてナッツさんがいないおやすみホログラム2ndワンマンがo-nestで行われ、その場で3rdワンマンが恵比寿LiquidRoomで行われることがハハノシキュウさんのフロウにより発表される。おそらく病床からのナッツさんのツイートに思わず脊髄反射してしまう。

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こんなことリプするの絶対反則なんだけど、自分には止められなかった。

 

その後何回か病院に見舞いに行ったけど、毎回外に出て来てもらうのも辛そうだし自然と自重するようになってくる。そして、ナッツさんは退院した。

 

退院したあと、八月ちゃん生誕、カナミル生誕とおやホロにとっては大きなイベントがあり、進んで参加して楽しんでいたように思える。その時ですらナッツさんの病状を知らない人が多かったのではないだろうか。あまり無粋なことは聞けないからわからなかったけど、ライブも来てたし見た感じ分からないから、自分ですら実はかなり快方に向かっているのではないだろうか、という錯覚までした。

 

しかし後から考えると相当病状が進んでいたのだろう。会っている時にはそんなそぶりなんて一切見せず、誰の世話も借りず。何て水臭い男なんだろう。

 

そして11月の暮れ、またナッツさんは入院した。

 

===

インターネットとは残酷なもので、未だにナッツさんのツイートや色々やりとりしたLINEの履歴が残っている。それらは僕らの思い出を補完するのに充分なもので、訃報をうけた後も何度も見返してしまう。

 

でも僕らは文字に残っていないもっと大切なものがあったはずだ。それが何なのか忘れないようにこれからも生きていきたい。

 

 

12/4 下北沢three おやすみホログラム 『ブートバザーvol.3』出店内容

12/4に行われる「第2回 おやすみホログラムブートバザー@下北沢THREE」に再び出店します。

前回&前回同様、紹介させてください。

 

おやすみホログラムライブBlu-Ray 2

 

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もうやる事はない、と第1回のブートバザーの時に豪語したのですが、(予想に反して)ブートバザーが第2回、第3回と続けて行われ、出品者もさほど多くないなか盛り上げて行きたいという考えで、言った事は基本通す方なのですが、この件については前言撤回することにしました。

 

おやホロのライブもかつては積極的にカメラを持ってきていたのですが、のちぷんさんをはじめ、素晴らしい撮り子も増えてきたので最近はあまりカメラを現場に持ち込んでませんでした。ですが、このブートバザーを境にいい感じで撮影できそうな現場はできる限り動画を残そうと再びカメラを持ち込む事にしました。

 

動画や写真など、この手の記録って本来は後で見るための物なのに、撮って満足してあまり後から見ませんよね(カメコあるある)。それどころか、手段が目的に変わってしまって「撮ること」自体を楽しんでしまっている人が多いと思うんです。自分も一時的にその気があった事は否定しません。でも、それよりライブを楽しんだ方が良いに決まっているので、カメラを持ち込まなくなりました。

 

写真はTwitterにアップロードすることで手軽にみんなとシェアできるんですが、動画は大抵編集の手間が発生するので、Twitterほどの手軽さでYouTubeに上げられない。でも、第1回のブートバザーでDVDを作成した時YouTubeにはない「パッケージソフト」を作る楽しさに気付きました。で、最近はまたカメラ片手に現場に行く事が多い訳です。

 

能書きはここまでにして、収録内容を軽く紹介します。
今回のテーマは「おやホロの今」です。

 

① 2016.8.31 八月ちゃん生誕@o-west

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(正式な形としては)2回目の八月ちゃん生誕祭。お約束事で前半のフリースタイルトーナメントは撮影しませんでしたが、その後のライブ部分をスイカ割り含めて余す所なく収録。フロアの和気藹々とした感じが体験できると思います。

 

 

② 2016.10.18 カナミル生誕@o-west

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かれこれ3回目のカナミル生誕。謎のグループの We Speak Your Words から余す所なく収録。前回の生誕よりパワーアップして今回は特攻服を着込み大暴れ。

 

【お詫び】

6.beforeのサビのところからマイクが外れてしまい、その後のMCの途中まで音が録音されていません。編集しようかとも思ったのですが、臨場感を残すためそのまま収録しました。RIOT現場の雰囲気を味わって頂けると思います。

 

③ 2016.11.3 SHUYA×マタニティグッズ リリースツアー 2016 藤沢場所@藤沢F.A.P

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10.16恵比寿リキッドルームワンマンを目前に、3rdアルバム中心のセットリストで攻めたライブ。藤沢という場所柄もあり客は少なかったが、今の自分たちを出し切り、完全にダンスフロアにしている所を垣間見る事ができます。2016年に行われたライブの中でも指折りの現場でした。

 

④ MOVING Live 2016 @京都METRO

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京都METROとは相性が良いおやホロ。映像作家の林勇気さんの映像をバックに3rdアルバム中心のセットを展開。その一部始終を余す所なく収録。最後の「誰かの庭」では小川さんのギターが重なり、二度と見られない(だろう)アクトになっているので必見です。

 

という事で、今回もお時間あれば下北沢THREEにお越しになり当Blu-Rayを手にして頂ければ光栄です。よろしくお願いいたします。

 

9/24 おやすみホログラム ブートバザー 出店内容

9/24に行われる「第2回 おやすみホログラムブートバザー@下北沢THREE」に再び出店します。

前回同様紹介させてください

 

おやすみホログラム アコースティックギターライブCD

おやすみホログラム ライブDVD・Blu-ray

 

②ライブDVD・Blu-ray (1,000円 / 1,500円)

まず先に②のライブDVD・Blu-rayですが、ブートバザー第1回で販売したものと同内容になります。前回は需要を全く読めず一瞬で完売してしまったので、再び同じ程度の数量を用意しました。

 

前回はDVD+Blu-rayでしたがそれを分けて

  • 1,000円   DVD2枚組 全124分47秒
  • 1,500円   Blu-ray1枚 全124分47秒

 

にします(内容は全く同一、ディスクフォーマットによる画質/音質に違いがあるのみです)。前回買った方は分かると思いますが、実はDVD+Blu-rayの3枚組にはコダワリの理由がありました。しかし、ソフトの中身には全く関係の無い事なので再生できる環境に合わせてお求め頂くのが良いと判断し、今回はこのような形で頒布したいと思います。内容の詳細は前回のブログをご参照ください

 

 

アコースティックギターライブCD (500円)

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今回の新作は「ライブCD」です。通勤通学などの移動時のお供にして頂ければと思います。1枚組で内容は

  • 2015.7.29 ゆうやけnote@新宿ロフトbar space
  • 2016.8.27 十代暴動社 presents Kazuki Hashimoto "Ghost tape"先行レコ発横浜公演@横浜視聴室

の全内容を録音しました。

 

なぜこの2公演か分かりますか?それはこのCDを聴いてもらえれば分かると思います。

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録音は某社高級PCMレコーダーで96kHz/24bit録音、専門のオーディオアプリで編集しました。アコースティックライブの臨場感を出したかったのと、24bitのダイナミックレンジを生かすため、出来る限りコンプレッサーをかけていないので、市販CDのコンプレッサーバリバリの楽曲よりもレベル感が小さいと思いますが、自宅でいい再生環境&ヘッドフォンで聴いて頂くとより楽しめるかもしれません。

 

ライブDVDの時と同様、その場の臨場感を楽しんで頂きたく曲中のMCも全てノーカットで収録、74分のCDフォーマット規格ギリギリの72分46秒です。

 

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今回はさらにCDをインポートするのが面倒な方むけに、音源データのダウンロードURLが記載されたクーポンを同封しています。フォーマットは4種類、CDフォーマットより高音質なWAV(96kHz/24bit)、ALAC(48kHz/24bit)も用意しました*1ハイレゾ録音のレベルを感じて頂ければと思います。

 

当日別の用事で会場にこられない、または遠方でお越しできない方、代購も承りますので興味のある方は TwitterまでDM を頂ければと思います。

 

よろしくお願いいたします。

*1:容量がとても大きいのでダウンロードに気を付けてください。

ビューティフル・ドリーマー再び(もしくはナイトメア再び)のはじまり 〜 新生BiSお披露目ライブ ”THiS is BiS" @中野HeavySick ZERO 〜

【 新生BiSファーストライブ 〜 ”THiS is BiS" 〜 @中野HeavySick ZERO 】

 

頭から足のつま先まで、身体中の血液が一瞬で沸騰する感覚を味わった事はあるだろうか?自分はかつて何度もあった。

でも、それが、まさか、2016年の今、もう終わったはずのBiSによって、この感覚を再び味わう事になるとは思わなかった。

 

 

三回忌からの重大発表

 

2014年7月8日を持って解散したBiSが再始動するというニュースが飛び込んできたのは、BiSが解散して2年後の7月8日のことだった。

このニュースを一目見た瞬間、歓喜と絶望が混ざり合った、とても言葉で表現しきれない感情が渦巻いた。またあんな苦しくて幸せな日々を送る事になるのかもしれない、と。

 

かつてのBiSに関しては、解散直前の後半はかなりな頻度で通い詰めるほどアホみたいな熱狂ぶりだったと自分でも思う。でも最後の全国ツアーラストの札幌BessieHallまでで完全燃焼してしまい、横浜アリーナは抜け殻の様に一般席の最後尾でラストライブを俯瞰して観ていた。もうこんなに何かに必死に通い詰める事なんて人生でもうないんだろうな、と思いながら。

 

 

from京都 to中野

11月には新アルバムを発売し、9月の頭に公開オーディションでメンバーを決定し、その最終日の日曜日に 中野HeavySick ZERO で70名限定のお披露目ライブを行うという驚異的なスピード感。記念すべきファーストライブに足を運べる人数は 8〜9,000名近く動員した横アリラストライブの100分の1以下。もちろんメンバーも違う訳だしそれほどの倍率はない筈だが、相当人が集まると思われ、抽選の道は相当厳しい当選率と思われた。

 

そこは流石研究員、早速救済イベントが有志の手で立ち上げられる。

抽選に落ちてもリアルタイムでみんなでライブを鑑賞する事ができる。考えようによってはお酒も自由に飲めるし濃いメンツも揃うので、こちらの方が楽しいかもしれない。事実、この救済イベントがもし無かったら激低の当選率の抽選で揉め事が起こってたかもしれないと考えると、とても意義のあるイベントである。

 

かくいう自分は前日に京都におやすみホログラムのワンマンライブを見るため車で遠征をする計画だったためもともと当日はお酒を一滴も飲めず、外れたらそのまま車で家に帰ってニコ生でライブを観るつもりだった。だが、当選するために色々な作戦は練っていた。

 

京都を当日の朝6時に出発。日曜日のため事故渋滞など油断が出来ないため早めに出る事にしたが、道程はとても順調で11時過ぎに中野に到着する。14時から整理券を配布するという事でお昼ご飯を一番館で食べながら時間を潰し、会場である中野 HeavySick ZERO へ向かう。かつて良く現場で会った元研究員、最近でも良く会っている仲間もすでに沢山到着していて、つかの間の挨拶を交わす。運営より飲酒入場禁止の警告が入っているためか、飲酒している人がとても少なかったのはいつもと違う風景だった。

 

14時過ぎに会場の中に案内され、しばらく待たされた後に並んだ順に整理券を渡され一度解散。予告通り16時に再度集まり、そこで抽選をするという仕組みらしい。たまたまタイミング良く入り口の前に行ったのでかなり若い整理番号をもらう事が出来たが、当選確率に影響はないのは承知の上だ。それでも早くもらっておいた方が良い気がするのは何故なのだろうか。

 

抽選まで2時間弱もあるので近くの喫茶店に入りコーヒーを飲んで時間潰し。昨日も今日も時間潰しばかりしている気がした。

 

 

魂の抽選

なんだかんだあっという間に16時近くなり、ライブハウスまで戻る。整理番号が若い人はライブハウスの中に案内され、番号が遅い人は近くの公園で待機する旨案内される。TLを追う限り整理券は300枚くらい出たみたいで、その後16時に直接抽選しにくる人も考えると最終的に400人前後は抽選にやってきたのではないだろうか。

 

抽選が始まるとさっそく落選報告が出まくる。自分が見ていた中では先頭の10名くらいは全員ハズレていたようだった。もしかすると抽選に来る人数は読めないので、500枚以上くじを作っていたのかもしれない(=当選確率はもっと低くなる)。

 

くじは昔からよくある三角くじのようなもの。開けると「当選」「落選」が書いてあるシンプルなものである。
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そのとても低いだろう確率の中でも「当選くじ」を手中に掴み取るのが徳を積んだ選ばれし人間なのであるのかもしれない。

 

 

入場

開演時間は18時なのでさらに暫く外で時間を潰し、30分前くらいに会場に入った。中には幸運にも当選を掴み取った人たちが既にたくさん入っていて、バーカウンターでお酒を嗜んでいた。結局「酒気帯び、飲酒されているかたは排除します」というのは牽制であって、チェックしては居なかった*1。ひどい。

当選者の顔ぶれを見ると満遍なく、いわゆる古参から新参まで、また(恐らく)見かけた事がない「初めてBiSを観ます!」って雰囲気の人も居て、くじ引きの結果とはいえバランスが良いのではないかと思った。記念すべき初ライブがインディーズ時代の曲を知らない人達しか居ないのもフロアとしてはとても白けるだろうし、新メンバー合わせて新しいグループとしての門出なので、逆におまいつだらけで内輪盛り上がりしてもやり過ぎだと思うので、ライブ終わってから振り返ってみても良い割合になったなぁと思う。

 

18時少し前に入場整理番号順にフロアに入れていく。自分は番号が後ろの方だったのでフロアに入ったときは既にたくさんの人が入っていた。女性も2~3割くらいは居たと思った。

 

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中野 HeavySick ZERO はもともと大きい箱ではない。詰めても100人くらいしか入れない箱で、特に今日はニコ生の中継などに使う大きめのビデオカメラが後尾に配置されていたり、関係者観覧ゾーンが仕切られていたので、もともと狭い奥行きが更に狭くなっていた。見た感じでは縦に5~6列くらいしか入れない感じで、最後尾でもステージにとても近い。おそらく2mもないだろう。そんな狭スペースの空間でBiSの再出発が始まるのである。

 

開演、そして怒濤の3曲

しばらくして、渡辺さんがステージに登場。注意事項とHeavySickで初ワンマンを行う意義について述べた後、「BiSは制約事項を作りたくないと思っている。それが出来るか否かは皆さんにかかっている。」と述べた時に「前の時はそうならなかった。」と言い添えてくれたのを聞きながら、前は色々めちゃくちゃやったけど上手く収めていたようなぁと感慨に更け入った。かなりギリギリだったのは確かだけど。

 

渡辺さん気合い入れの直後に流れていたSEが「primal.2」だったのは調子が狂って面白かった。そしてメンバーがステージに登場。後ろを向いて真ん中一列に並ぶ。やっぱり1曲目にギブミーが来た!言葉にならない雄叫びが上がってしまう。

 

セットリストは下記の通り(まっくさん、ありがとうございます)

 

平日は仕事が忙しくてネットをしている時間も無かったのだが、レッスンしている所を見てしまうと音なしでも振り付けでライブで何の曲をやるのか分かってしまうし、オーディションの経過で新メンバーのキャラクターが見えて感情移入してしまうのは(個人的には)避けたかったので、オーディション中継のニコ生は一切見なかった。

Twitterのタイムラインで合格者などは知っていたが、全員(仮)の為、それぞれ誰が誰だかもキャラも分からない状態。でもBiS48の時だって新メンバーの先入観ゼロで見てたわけで。

 

ギブミーでは新メンバーの名前も分かっていないので、1サビ後間奏のコールはいつぞやもやった「誰か!誰か!誰か!誰か!」で通す。3人目までにプー・ルイが入っていないのは意外で、確か旧BiSは加入順にやっていなかったっけ?でも今回はプー・ルイ含めてみんなオリメンという設定なら納得が行く。

 

その後の「My Ixxx」も あのイントロが流れた瞬間に失神しそうになるほど高まる。この時点で100点満点の流れ。新旧ファンが入り乱れてMIXを打つ現場の光景はすさまじかった。この曲は途中で左右の動きがあるため、ただでさえ狭いフロアが大変なことに。この時点で後方でも同じ場所をキープし続けることが困難に。

 

ライブが始まる前は正直自分自身 不安だった。お酒も一滴も飲んでいないし、前と比べて高まらないかもしれないという疑惑。あれからかなり時間も経ったし、ラストライブも全く傍観者の気持ちで観ていた。大好きなインディーズ時代の曲しか演れないとはいえ、それらだってライブでも今まで死ぬほど聴いた曲であり、更に今日やるのはプー・ルイを除きかつてのメンバーではない。

 

でも「Give me your love全部」「My Ixxx」の流れで自分は完全にやられてしまった。この2曲こそBiSがBiSたらしめる曲であり、いつのライブでもセットリストの前の方に入れることでフロアを瞬間沸騰させて来た曲だし、この2曲がセットリストに入っていない日はハズレの確率が高いと言われてたほどの2曲だ。「My Ixxx」に至ってはしばらくセットリストに入らない時期があり、前体制では毎回セットリストを決める役割のプー・ルイを煽る「#MyIxxxやれよ」というハッシュタグTwitterに乱立した程、研究員にとってはかけがえの無い曲である。この時点ですでにフロアは蒸し風呂状態になっていた。

 

「My Ixxx」のあとは「nerve」。説明不要のすでに色々なグループの持ち歌になってしまうほどのアンセム。聞き飽きたこの曲もプー・ルイが生で歌うと違う。完オケだったのでサビの部分も歌が入っておらず、すかさずプー・ルイがフォローして歌う。しかしブランクが長かったためなのか、それとも入れ込みすぎたのか、プー・ルイもサビの歌詞をずっと間違っていたのはご愛嬌。

 

 

自己紹介、新メンバーの名前が明らかに

「nerve」が終わりやっとMCに入る。フロアもすでにヤバい状態になっていたので小休止できて助かったと思う。ここでいつものプー・ルイの「せーの、」のかけ声で始まる「新生アイドル研究会、BiSでーーーーす!」の挨拶が。まだ3年経っていないのに懐かしすぎて目頭が熱くなってくる。

 

そして順番に自己紹介。ここで各新メンバーの名前が初めて明かされる。前の誰かが「やっと名前が分かるー!」と叫んだので笑ってしまった。
個人的な初見の印象も付記しておく(オーディション自体を全く見ていないので全く見当違いかもしれないのはご了承頂きたい)。

  1. キカ・フロント・フロンタール
    はなから名前の意味がわからない。フロントは「前」だから、前川か前田という名字なのかも。ちなみに会場だと全く聞き取れなかった。そつなくこなす感じで度胸がありそう。

  2. アヤ・エイトプリンス
    八王子にちなんでるらしい。出身なのだろうか。この名前も5回位聞いてやっと聞き取れた。とても美人で新メンバーの中で一番落ち着いていたように見えた。なんとなくだけど、人前の場数を踏んでいるイメージ。

  3. ゴ・ジーラ
    本当はペリ・ウブが先に挨拶するはずだったのだが、号泣してしまいまったく自己紹介にならないため、プー・ルイが飛ばしてゴ・ジーラへ。由来はオーディションで来ていたTシャツから来ているらしい。後からみた動画やTwitterの写真より実物は数倍美人に見えた。往年の深津絵里に雰囲気が似ている気がする。

  4. ペリ・ウブ
    何回聞き返しても聞き取れなかった。こんな単語、辞書にないからライブが終わってTLをみるまで分からなかった。とにかくずっと泣いていたが、見ていてめちゃくちゃ面白い子。台風の目かも。

  5. プー・ルイ
    「プープープープーおならプー」のキャッチに加え、「BiSのリーダー兼ヨゴレ担当、性格の悪いプー・ルイでーす!」と少し自嘲フレーズを追加して自己紹介。オーディション中、誰かをイジメていたのだろうか(見てないから分からない)。

 

それぞれ5人の個性的な自己紹介が終わり、次に「BiS三箇条」が読まれる。内容は多分BiSHが発表したのと大体同じ。かつてのBiSは初期に五箇条を読み上げていたらしいが、BiSHと同じく三箇条になっていた。ここはコンテクストに沿って五箇条にしてほしかったところ。

  • ファンの総称は「研究員」
  • ライブは「報告会」
  • 写真撮影はOK、ただし録画・録音はNG
    あとは自由。ただし面倒くさい事をやらかし過ぎるとサイコパス(渡辺さんの事と思われる)から禁止令を食らうことになるので程々に。

 

名曲ラッシュ

MCが終わり、次の曲は「太陽のじゅもん」。かつてのBiSを語るには絶対に忘れられないエピソードのある曲。最前でむらっちさんが口上をしていたと後から知ったが、あんなに狭いのに自分が居た後ろの方まではその口上は聞こえなかった。その位音圧があったのか、自分の耳が既にやられていたのか。

ここでやっとみんなの歌声を落ち着いて聴く事が出来た。みんなとても荒削りだし、音程を外す所も多く、けっして上手とは言えなかった。でも声量もあるし、歌に勢いを感じるので場数を踏めばオケのままこなせるグループになると確信させられた。これからも被せはやらずにずっとオケでやって欲しい。

(プー・ルイを除いては)たどたどしい歌声を聴きながら、女川の娘とのかつてのTwitterのやり取りを思い出していた。多分いま大学3年か4年位になっているのではないだろうか。たぶん新メンバーはそんなエピソードも知らないだろう。でもそれでいい。これからまた物語はできるのだから。

 

そして次の曲が「primal.」。これもBiSにとってはかけがえのない曲。イントロの出音が半端なく良くて鳥肌がたちまくりだった。最近は減ったが当時は何でもかんでも「エモい」という人が多くて意図的にこの表現を避けているが、この曲こそ一番の「エモーショナルロック」だとずっと思っている。ペリ・ウブが泣いて声が出ない。プー・ルイも泣きながら歌っている。他のメンバーもギリギリで歌っている。フロアがもうサウナみたいだ。演者も客も、もうみんな限界ギリギリなのに笑顔で楽しんでいる。落ちサビで後ろから突っ込んで行ったら、こんなに苦しいはずなのに前方のみんなが笑顔ケチャしていて、自分も笑みしか出ない。なんだろう、こんなにライブって楽しかったっけ。

そう言えば初めて見たBiSライブも一曲目が「primal.」で度肝を抜かれたっけな。そんな今はどうでもいい事ばかり頭をよぎる。

 

そして「IDOL」。殺す気のセットリストだ。メンバーも死にそうな顔をしてるが気合いだけで立っている様にしか見えない。これこそロックだ。さすがに奥行きが狭い HeavySick ではクラウドサーフが一人くらいしか起こらなかったが、SHELTERでどうなるのだろうか。怖い。SHELTERでこれを観てしまったら、とてもじゃないけど自分ですら衝動を抑えられる自信がない。

新メンの誰だか忘れたけど初めと曲中のシャウトがデスボイスではなく、聞く方も耳鳴りになりそうなほどの金切り声だったのでかつての のんちゃんの出し方を参考にして太い声を出せる様になって欲しい。ずっとこの出し方で行くと喉がやられそうで心配だ。

 

 

BiS、そしてレリビ

「IDOL」が終わってすぐにあの曲のイントロが入る。「BiS」だ。個人的には「豆腐」と並んでBiS楽曲の中で一番好きな曲。

今回は箱も狭いし、全くのシラフで冷静だったつもりだし、初ライブという事で厄介はやらない様にしようと心に決めて観ていた。が、この曲のイントロを耳にした時点でそんな事はどうでも良くなった。本当にこの曲をライブで、生でまた聴ける事ができるなんて何たる僥倖なのだろうか。フロア自体が狭すぎて中央の取り合いも出来る状態にはなく、かつてのツアーの時、よくやっていた落ちサビでのリフトをしてもらったら横から誰かが剝がしに来た。ながちゃんだ。体が自然に押さえ込みに動く。この曲に関しては人に手加減する事はできない。押さえ込みながらすごい笑顔だった。

 

それにしてもプー・ルイ以外、みんな声が出なくなって来ているが振り絞りながら必死に動く。誰がいつ倒れてもおかしくない様に見えた。それも仕方がない、新メンバーの彼女たちは4日前までは(多分)みんな普通の女の子だったはずだ。そんな普通の子たちだと7曲くらいでこんなにバテバテになってしまうほどタフなパフォーマンスが、元BiSの最後のツアーは全行程1ライブ20曲以上はやっているし、ラストライブは1回だけ休憩を挟んで三時間半歌い続けたのだから、当時の元メンバーの体力は驚異的だ。いつになったらその境地に到達できるのだろうか。

 

 

そして次の曲が「レリビ」。間違いなく本編最後の曲だ。けどこの曲をこの狭い箱でやる事は死を意味する。この狭いフロアでサークルモッシュを形成するのは物理的に不可だし、無理にやると後方にデカいカメラなどもあるので下手をすると大惨事になってしまう。

最終曲「レリビ」では、こんなことが歌われている。
他の人のことなんか気にしてられなかった/だって世界を変えるなんて普通じゃできるわけない/結局世の中なんてほとんどなるようにしかならないし/楽しいことばかりじゃないのもわかってる…それでも私たちはやってみせるから!」。BiSはここから始まり、ここに戻ってくる。

ototoy - 西沢さん記事より引用

また再びBiSが戻ってきたのだ。初ライブとしては最高の締めくくり。最後のサークルサビはメンバーがフロアの客をステージに引っぱり上げるという、かつて阿佐ヶ谷ロフトで行われたアルバム全曲再現ライブと同じ光景が繰り広げられる。デジャビュだ。

 

そうして本編は終了した。

 

アンコール〜BiSBiS

本編が終わってもフロアは疲労困憊過ぎてしばらくアンコールの声が出せなかった。それでもやっとアンコールをはじめ、しばらくしてメンバーがステージへ戻ってくる。ここでSHELTERワンマンと@JAMへの出演を発表し、メンバーが順番に一人ずつコメントをする。他の新メンバー3人がとても落ち着いたコメントを出す中、ペリ・ウブが面白すぎて(本人は至って真面目に喋っていたと思うが)最高だった。ステージに慣れてきたらいずれ泣き虫キャラは出なくなると思うが、名前の通り雰囲気がウブ過ぎて、渡辺さんが色々嫌がらせをしそうで今から気が気でない。

 

そして最後にプー・ルイのコメント。それまで新メンバーのコメントに意地悪く突っ込んでいたりしたが、自分の番になると急に泣き出す。そこから出てきた言葉はこの二年間の葛藤、焦り、再度BiSをやる事への不安が詰まっていた。決してバンド活動も順調だった訳ではなく、それを一旦停めてまで、あれだけ、たまに離人症になってしまう位嫌だったBiSの活動をもう一度やる。どれだけMなんだろうと思う。決して楽な道ではない。

 

「今までのBiSは負けてばっかりの物語で、横浜アリーナも満員ではなかった。けどもこれからはこの新しい、ちょっと頼りないけど、個性的なメンバーと、会場のみんなと、ニコ生を見ている人とか、私たちから見えない所にもいっぱい仲間はいるから、その人たちと一緒に新しい世界を見に行きたいと思うので、みなさん、また、BiSについてきて下さい。」

 

こんなコメントを目の前で言われて、心を動かされない人がいるのだろうか?(ぷーらぁだから?)

 

そして、新しいBiSのはじまりの曲「BiSBiS」を初披露。振り付けは自分たちで考えたのだろうか。かつてのインディーズ曲の様な簡単な振り付けがまさしくかつてのBiSっぽくてよかった。「primal.」や「My Ixxx」の様にこれからみんなで育てて行く曲になりそう。

 

こうして新生BiSの初ライブは終わった。

 

 

SiS乱入〜特典会

アンコール1曲終わり、メンバーが奥へはけたあと、突然女の子3人組がステージに乱入してきた。BiSを落選した子たちらしい。BiSのライバルとしてSiSを結成するという。(残念ながら/幸いにも)オーディションを全く見ていなかったので感情移入はないが、ステージ上の落選した子たちが渡辺さんを見る顔をみて、完全にガチである事は間違いない(プロの女優でもあんな顔は出来ないと思う)。なんと清水MGRを動かして同じ箱(中野HeavySick ZERO)を9/25におさえた事、その場で渡辺さんとプー・ルイ意地悪コンビに煽られて今日と同様に無銭ライブをやる事を発表した。なんという物事のスピードだろうか。

 

ステージで抱き合う合格メンバーと落選メンバーを見て、急にヒールに回るプー・ルイは流石だなぁと思うし、「BiSに歯向かうって事は、プー・ルイに歯向かうって事だからね!」と啖呵を切る。さっきまで一緒にオーディションを受けさせられ、もしかしたらBiSに入れない可能性があった不安を泣きながら話していたプー・ルイからすごい切り替わり様だ。いずれにしても渡辺さんの反応を見ても打ち合わせられた事ではない様で、これからどうなって行くのだろう。3週間後に何をやるのだろうか?BiSの楽曲だろうか?色々期待が膨らむ。

 

 

空気が薄すぎたため、特典会までの間一度外で空気を吸い、再度特典会のため箱に入る。開演前に特典券は入手していたが、正直今日のライブ次第では行くかどうか悩んでいたのも確かだった。ただ、やはりこのライブを目の当たりにしたら、一言伝えたくて特典会に参加した。

久々にBiSのプー・ルイと会話。彼女はまた沢山お金使ってねという直接的な悪魔の囁きと、これからみんな来てくれるのかの不安を訴えてきた。今日みたいなライブを続けられるなら絶対たくさん来てくれるよ、と伝えてチェキ係の野宮さんに剥がされてつかの間の会話は終了。

 

 

総括 新生BiSについて

ここまで このエントリーをニコ生のタイムシフトを見返しながら書いた。大体の流れは覚えていたものの、やっぱり動画を見直すとその場にいた時の感情が蘇ってくる。ニコ生で見ると新メンバーは歌もめちゃくちゃで踊りも身に付いていなく、フォーメーションも間違える。ボロボロである。

 

でも現場にいたらそんな事を遥かに凌駕する高まりがある。それほどBiSインディーズ時代の曲は素晴らしいのは間違いないし、プー・ルイはもちろんの事、それ以外の新メンバーのポテンシャルが高い。ライブを一見する限りBiSをやっていくにあたり一番重要な「根性」をみんな持ち合わせている様に思える。そもそもたった4日の合宿、合格メンバーが決まって1日足らずで9曲のステージを完オケ・振り付けつきでやるなんて無謀過ぎる。

かつてのBiSの「アイドルが好きで、アイドルを研究して、アイドルになりたくて集まったグループ」というテーマから言うと、素人同然の新しいメンバーを集めて1からやり直すのは理にかなっているかもしれない。むしろある程度経験があるメンバーよりもBiSっぽいと思う。

 

今回のライブで完全に新生BiSにやられてしまった。前体制が解散してからの時間で色々変わってしまい、以前みたいに狂った様に通い続けることは出来ないかもしれないけど、少しでも多く見に行って、かつての楽しくも苦しい、ビューティフルドリーマーな日々をまた送ってみたいという気持ちになっている。

*1:あからさまに泥酔している感じの人は退場させられたのかもしれないけど、定量的な飲酒チェックは行われなかった。

おやすみホログラム が トークショーに出る10の理由

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おやホロとトークショー 

おやすみホログラムがゲストに出るというので、 LADYBABY (現在の正式な名称は "The Idol Formerly Known As LADYBABY" )のトークショーへ行ってきました。

 

あの超絶トークが出来ない二人が何故トークショーに呼ばれるのか?という疑問*1もありましたが、チケットを買っていたので何も深い事は考えず、もしかしたら軽くアコースティックライブとかやるかな?という期待も少しだけ持ちながら会場である新宿歌舞伎町はロフトプラスワンに足を運びました。

 

会社を出るのが遅くなり、会場に着いた時は開演から30分位経った トークショーの第1部が終わろうとしていた頃で、LADYBABYのキャッチフレーズを考えるというお題で盛り上がっているところでした。会場はほぼ満員で女性もすごく多く(おそらくざっと見半数以上)、LADYBABYの人気の高さが窺える反面、おやすみホログラム目当てと思われる客はとても少なく、まさしくどアウェー現場。でもまあチョイ役のゲストだから仕方がないか、とウォッカトニック片手に眺めていました。

 

(注:実際は10人くらいは居たと思います。)

 

少し休憩を挟んで、先ほどのキャッチフレーズの回答を会場のお客さんに答えてもらいながらトークを進行する流れに。センスがある面白い回答もあり、かなり盛り上がっていました。 その後におやすみホログラムの二人を壇上に招き入れ、司会のもふくちゃん含め5人でトークを開始。

 

もともとトーク自体にはあまり期待をしていないかったが、予想を遥かに上回る雰囲気でおやホロの二人が全然トークに絡めていない。八月ちゃんは何か頑張って喋ってはいるものの話が噛み合わず、カナミルに至っては殆ど発声せずひたすらコロナビールを飲んで話もあまり聞いていない様子。

 

個人的には予想していた展開だったものの、さすがに酷かった。もう少しトークテーマを決めて、登壇者に事前に考えてもらっていれば少しは結果が違ったのかな。なぜか唯一盛り上がったのが小川Pの霊感話程度で、二人の魅力は全く引き出せていない状況に。95%以上LADYBABYのお客さんだったから、少しでも二人の活動に興味を持ってもらう様な何かを残せたら良かったのだが、そんな兆しも見えないままトークは右側(LADYBABY側)中心に進んで行く。

 

前に新宿duesでやったカナミルのトークショーなども大事故が予想されていたにも関わらずインタビュアーの宗像さんが本人の事や出来事をよく知っており、話の流れもちゃんと考えて来ていて上手く話を引き出せていたが、今回についてはいきなり司会を頼まれた(だろう)もふくちゃんがおやすみホログラムの細かい事など知っている筈もなく、まったく話が深堀り出来ない状況に。


予定時間を15分程余らして話が殆ど進まなくなってしまいました。雑談ベースでも構わないので、ここでおやホロ側から例えばこの後のリキッドルームのライブの意気込みについてなど、少しでも話を持ちかけていたら、この後の惨状は生まれなかったかもしれないと思うと、その辺は少し反省して欲しいなぁと。

 

打つ手がなくなったもふくちゃん&LADYBABYはシークレットゲスト?の水野しずさんを登壇させる。

 

このメンツはミスiD繋がり&ライブパートナーだし、覚えている限りLADYBABYは確かおやホロとは1回くらいしか対バンで顔を合わせていないのだから話が噛み合ないのも仕方がない話なのだが、やはりLADYBABY+水野しず中心でトークは進んで行く。まあもともとゲストなんだしこれで終わっても仕方がないか、とふんわり思っていると思わぬ展開が。

 

細かいニュアンスは録音していた訳でもないのでうまく表現できないが、ゲストが全く声を出していない状況に気づいた水野しずさんが急に八月ちゃんの美術活動についてツッコミを入れはじめた。まとめると下記の様な感じ。論旨はそれほど難しい訳ではなかった気がする。

  • アイドル活動と美術活動を同時にやっている人が最近多い
  • 同時にやっている事をアピールするのは得策ではないと思う
  • 美術はそんな簡単な事ではない (このへん曖昧。どなたかフォローを。)

 

トークバトルとかツイートしている人がいたけど、実際はバトル自体成り立っておらず、八月ちゃんは言いたい事の3割も言えてなかったのではないだろうか。ボクシングで言うと完全にサンドバック状態。壇上だしうまく反論出来なければ適当に受け流せばいいものの、彼女はそれでも受け止めて反論しようとしてきた所はさすが真面目だなぁと。

ただ、ドラクエで言うとゲームを始めて間もないレベル1の勇者がいきなりゾーマと対峙するかの如く、頭脳明晰で喋りも上手い水野しずさんのワンサイドマッチで正味10分くらいのトークは幕を閉じる。トークショーというより公開説教タイムに感じました。

 

 

 

少しでも面白い話が聞ければいいかな?位の軽い気持ちでイベントには行ってみたものの、聞いてた直後ではすごく気分が悪くなって、トークショーが終わったらすぐに会場を後にしてしまいました。

 

腹が立つのは当たり前だよね。どんな形であれ応援している人の活動姿勢をあれだけ大勢の人の前でけなされた訳だからね。

 

 

イベントを振り返ってみて

その後少し飲み直して、担々麺を食べてすっかりお腹も頭も落ち着いた後*2に振り返ってみました。

 

大局的にこのイベントを振り返ってみると、最後に水野しずさんが投入された あの最後の15分がなければ、おやすみホログラムは全く誰の印象にも残らなかったし、本当に(おやホロ目当ての客としては)つまらないイベントで終わってしまったと思います。

悪いのは安易にトークイベントを仕掛けたイベンター、その上で(前述してしまったけど)登壇者にある程度話のテーマを決めずにフリートークで進めてしまったイベントの構成自体が良くなかったと思います(もしかしたらある程度段取りあったがうまく行かなかったかもしれなません)。

 

ある程度おやすみホログラムの二人を知っていれば、トークテーマを決めて司会者が誘導しなければ全く話が回らなくなる事は想像に難くない事で、窮状で投入された水野さんが少しは面白くしようとしてくれてああなってしまったのかなと。彼女に誤算があるとするともう少し先相手(八月ちゃん)が跳ね返してくれる前提だと思っていた筈で、そうなると少しはトークバトルとして成り立ったのだが、完全にサンドバックになってしまい何のフォローもなくそのまま時間切れになったので、やっている方も観ている方も少し後味の悪い結果となってしまいました。

 

終演後の物販で八月ちゃんは泣いていた様なんですが、すぐに帰ってしまった自分はその様子は見ていません。優しい言葉でもかけられたのでしょう。 

 

 

いずれにしてもゲストとして呼ばれながらトークを上手く回せなかったおやホロの二人にも問題があった訳だし、今日みたいな初めて見る人が多い現場こそまさしくチャンスなのに、2人体制になってもう2年も経つ訳だからもう少しその辺も上げて行って欲しいなとますます思いました。

 

今回はそれ(全くトークが出来ないおやホロの二人)を見かねた水野さんが敢えてヒールを買って出てくれたと感謝するべきかな、と冷静になったいま考えています。

終演後 会計を並んで待っている時に、ロフトプラスワンのフロア入り口ドア脇のテーブルで一人悲しそうな顔をして飲んでいた水野さんの顔を思い出しました。

 

〜 おわり 

 

*1:9/17に恵比寿リキッドルームでワンマンライブがあり、そのゲストにおやすみホログラムが呼ばれているのでその前哨戦と思われる。

*2:腹が立っていたのは空腹だったためからだと後に自覚。