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アイドルのいる辛い暮らし-遠征中年研究員日記 (12/14)

BiS全国ツアー8日目【京都 FAN J】

とうとうここまで来たか、という気持ち。ツアー前半の最終日である事や、土曜日で場所が京都という事もあり、今日はいっぱい人が来て盛り上がるだろう。それに反して、圧縮もかなり酷くなるんだろうな。と思っていた。

というのも前から、大阪や神戸などの関西のワンマンライブは中段から前列への圧縮が酷い。なぜだかはよくわからないが後ろからすごい来るのだ。東京とそんなに客層は変わらない様に見えるのだが。一昨日の神戸は腕を出し入れするのが厳しいくらいキツかった。こういうこともあり、今日の京都も前の方にいくとキツくなるのは想像に難くなかった。番号もそんなに良くないし、前に行かず後ろでゆっくり楽しもうかなと思っていた。

 

金曜の夜に会社から渋谷に直行。ブックファーストでQuickJapanを買ってから、研究員さんのたまり場であるJ渋谷に行く。今まで神戸〜大阪あたりまでなら殆ど自分の車を出していたのだが、今回はみぎさんが車を出してくれると言う事で車は運転せず、みぎさんの車に乗せてもらう事に。Jでビール2本飲み、QuickJapanの活字を読みながら眠くなってきたので横になっていると、深夜1時過ぎ頃にみぎさんがお越しになる。みぎさんとよーすいさんとあべさん、がすぴーさんと僕の5名で出発。

京都への道中ではDVDを2本鑑賞。まずは先日発売されたばかりの両国国技館ワンマン。アリーナ中央前列スペースにまるまる席を置かず、関係者席を花道の先のセンターステージの正面に置くと言う本当に客をバカにしたレイアウト。TUMAさんが「リハーサルを収録したみたい」と指摘された通り、ライブにしては正面に観客がおらず、間の抜けた絵に。完全にやっつけ仕事と思われるカメラワーク。その中でもメンバーのひたむきさは映像から溢れ出ていてくやしいほど見応えはある。もしお客様カードが封入されていれば「\もう少しカメラワーク考えろ!/ \金返せー!/」と書いて送りつけたい。そんな中でも「Hide out cut」は観ていて鳥肌が立つほど感動する。

その後に赤坂ブリッツワンマンDVDを鑑賞。こちらは打って変わって、きちんと曲やパートを知ってカメリハしたんだろうなと思われるカメラワークが素晴らしい出来。ステージ全体が撮れる広角カメラ、2Fあたりからフロアを一望するアングル、各メンバーをアップで抜く、それらが目障りにならない頻度の切り替わりで展開される。ダブルアンコールでの生歌primal.でのサビパートでフロア全体を撮っているカットは素晴らしいの一言に尽きる。QuickJapanを読んだ直後なので、これら2本のライブビデオを色々な想いが頭をよぎりながら鑑賞していた。

赤坂ブリッツのDVDが終わって間もなく京都に到着。京都駅近くのコインパーキングに車を止め、各自自由行動へ。京都駅から地下鉄に乗り、三条通りにある「サウナオーロラ」へ。昨日会社から直行なのでお風呂に入り身体を清めた後、休憩所でビールを飲んで小一時間のんびりする。

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14時過ぎにサウナを出て三条通の鴨川橋でメンバー&研究員さんがビラ配りをしているのを見物。意外ともらってくれないモノなんですね。本当に大変だ。ビリはプー・ルイさんになった模様。

その後ゴリさんがメシ食うと言う事でついていき、つけ麺を食し、河原町のサイゼリヤへ。今日は16時開場17時開演なのと場所が遠いという事もあり、比較的早めに会場に行く事に。電車よりバス停の方が会場に近いからと、いいタイミングで来たバスに乗る。20分ほど揺られて会場に到着。

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16時より予定通り入場。会場であるFAN Jさんはライブハウスと言うより、セレモニーホールに近い作り。それでも天井は高くフロアは板張りなのでいい感じである。PAが弱いんじゃないかなという心配をしながら開演を待つ。人はたくさん入ったが、大阪ワンマン(梅田AKASO)や一昨日の神戸(太陽と虎)ほどの混雑ではない感じ。そしてライブは時間通りスタート。

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今日のライブが終わった後でTwitter「最高で最低のライブ」と呟いたのだが、本当に素晴らしくバカバカしいライブだった。1曲目のGMYL全部からいきなり後ろからQuickJapanの全裸写真にちなんだコスプレ?をした研究員がリフト・サーフで攻めて来る。横移動で靴ひもを踏まれてほどけてしまったので結び直そうと後ろに一旦下がるとその全裸コス隊に見つかってしまい、問答無用でTシャツを剥ぎ取られ、自分もそのまま上半身裸でリフトされる。半ばやけくそでリフトされながら脱いだTシャツを振り回し応援した。まだ1曲目だよ?

そして前半からBiSimulation、MyIxxx、IDOLなど激しい曲、バラード曲であるHitoribochiやあの感動的な曲であるHide out cutでも容赦なく全裸コスが上げられたり。今日はいろいろ無茶苦茶で、ばからしくて、激しくて、いくらBiSでもこんなバカバカしい、腹の底から笑えるライブはなかったと思う。その中でもメンバーはしっかり手を抜かず研究員に対峙する。サキさんだけでなく、テンテンコさん・コショージさんまでもダイブする。アクセル全開でやってくる。そして僕らはほんと次々にバカらしい仕掛けを繰り出し、そのグルーブの中で僕はゲラゲラ笑いながらも、メンバーを元気づけよう、何より理屈抜きでバカな事をして楽しもうという裸族研究員の強い想いを感じてウルッとしてしまった。

STUPiGのときに作ったウォールオブデスは会場一杯サークル状に広がり、いわば「サークルオブデス」の様相になったり、普段モッシュが起こらない様なタイミングで激しいモッシュが起こったり。ラストのレリビでは特大サークルモッシュでみんな奇声を発しながら回る。本当に楽しいライブだった。これが本当にアイドルのライブなんだろうか?アイドルじゃないハードロック、ハードコア、パンク、そういったバンド・アーティストも含めて、こんな理屈抜きにバカバカしいライブが許されるグループは他にあるのだろうか? 

BiSのライブの何が凄いかというと「お決まり事、ルールがない」ということだろう。

もちろん何をやっても良いと言う訳ではない。人をバカにしたり、人が傷つく行為などはもっての外だ。もともと僕はクラウドサーフは好きではない。下で支える人たちが危ないからだ。しかしBiSのライブだとサーフが起こらないともはや物足りなく感じる自分がいるのも確かだ。どうかケガする人が出ないで欲しい。

またアイドルのライブでよくある、この曲のここでこういうMIXを入れなければならない、こういう口上を言わなければならない、と言う厳格なルールがない。My IxxxやPPCCなど定着している口上がある曲もあるがその程度だし明確な決まりでもない。研究員は結構目立ちたがりが多いが、先輩後輩の意識が希薄なので面白ければ誰も非難などしない。みんな毎回バラエティに富んだ声援や応援を送り、それがバカバカしかったりして、毎回観ていても飽きない。コスチュームもライブハウスという閉鎖された空間でなければ警察に捕まってしまう様な変態的な格好をする人まで居る。本当に奇跡的な、かけがえのない狂人達の集いであると僕は思う。

普通のライブやある程度ルールに縛られたアイドルのライブを知っている人はとても異様に感じるだろう。裸に近い研究員を見て不快感を持つ人も沢山居るかもしれない。でもこれは自らライブを楽しもう、そしてメンバーに笑ってもらおう、楽しんでもらおうという研究員達の愛なのだと思う。ただ最近はもはや過去の自分たち自身との闘いになっていて過熱しすぎている感じもするので、今後どこでバランスし着陸させるのかが課題かもしれない。

 

そしてアンコールではプー・ルイさんの罰ゲーム。伝説の高知ライブで事件が起きた発端になった猪木のモノマネである。ここでまたプー・ルイさんの天才的なアドリブが発動する。2度ほどやってダメだしを食らった後、またのぞしゃんに振り出したのだ!また高知の再現になるのか!?僕はこの時かなり後ろ側で見ていたのだが、のぞしゃんに振り出した瞬間、思わずフロア前方に詰めかけた。

最終的には心配(期待?)していた事にはならず、プー・ルイさんは計4回やったあと、コショージさんが1回、その後のぞしゃんが1回やってくれて、罰ゲームコーナーは終了。プー・ルイさんの4回目は明らかにフロアの誰も注文してなかった事をここに記しておく。 

 

そんなこんなで自分も前半戦の8ライブを全通してしまった。ライブと接触が終了して、お待ちかねの「全通特典打ち上げ」に参加する。

全通した証拠として、各会場に来た証拠の自撮り写真のチェックを田渕さんに受ける。いい加減にやるのかなと思ったら意外としっかりチェックされたのでビビった。きちんと写真を撮っておいて良かった。

8会場全通した猛者は11人。熱狂に終わったライブ会場に椅子とテーブルが並べられ、しばらくしてメンバーが炊飯ジャーを持って入ってきた。出発時点では3.6合炊きだったがいつの間にか?1升炊きになっていてビックリした。ジャーを開けると満杯のご飯。1升以上あった様に見えたので、2台で炊いたのかも。ピッチャーのビールをメンバーがみんなに注いでくれて、プー・ルイさんのあいさつで乾杯。

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そして実際に彼女達が使っているフリカケも持って来てくれて、「同じ釜のメシを食う」打ち上げがスタート。自分はあまりフリカケを食べないので結構新鮮だった。あとからラップが持ち込まれ、メンバーがおにぎりを握る。チーターの様な動きですかさずプー・ルイさんが握ってくれたおにぎりをゲット。あまり見かけない形のおにぎりを頬張る。旨いに決まっているよね。

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もう泣けてきた。彼女達は2週間もこんな食生活を続けていたのか。

おにぎりを食べながら、メンバーと談笑。具体的に何を話したかは機密保持条約上割愛するが、全通して参加した僕らはこのライブの過酷さを身をもって前線で理解しているので、感謝とねぎらいに溢れた会話になったと考えて頂いて間違いない。プー・ルイさんとはもちろんの事、QuickJapanが出たばかりと言うのもあり、ウイカさん、テンテンコさんとはじっくり話をした。本当に彼女達は強いし覚悟がある月末に直接会話が出来るイベントがあるから、あんな1ページ程度の恣意的でクソみたいなインタビュー記事を読むだけで想いを馳せるのではなく、実際に彼女らの言葉を聞きに行って欲しいと切に願う。談笑は結構長い時間続き、イヤラシい言い方をすると「とてもおいしい」イベントであった。なにせ11人 vs 6人(+田渕さん)だからね!?一本締めで終わり、名残惜しくもメンバーとお別れ。FAN Jを後にする。

打ち上げが終わり、反省会会場に移動。終電が終わるのにも関わらず20人以上の研究員さんが飲んでいた。楽しくわいわい飲んで、2時前に宿泊先であるカプセルホテルに移動し就寝。