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アイドルのいる辛い暮らし-遠征中年研究員日記 (1/23) - サカナクション ワンマンライブ SAKANATRIBE@ZEPP Tokyo

【注意】下記本文には現在進行形のサカナクション ワンマンツアー「SAKANATRIBE」の1/23 ZEPP Tokyo公演の詳細内容が記述されています。ライブのネタバレになる可能性が高いので、今後のツアーに参加予定で楽しみにしている方は閲覧しない事をオススメします。閲覧したことによる損害やトラブル、ネタバレがっかり感に関する一切の責任は負いかねますのでご了承下さい。

 

 

今週はBiSさんのシングルリリース週と言う事で連日インストアイベントやリリースイベントが都内各所で開催されている。本日もタワーレコード秋葉原店で行われているのだが、今日はそれには行かず、サカナクションのワンマンライブを観るため、お台場はZEPP Tokyoに足を運んでいる。

 

サカナクションは前からファンで、ライブにもちょくちょく足を運んでいる。男性ボーカルの音楽グループは聴かないのだが、3枚目のアルバムである「シンシロ」のジャケットに一目惚れをしてジャケ買い、それから一気にハマってしまった。

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サカナクション - シンシロ

 

もともと自分は昔からHOUSEやTRANCEと言われるダンスミュージックが好きでイギリスやオランダの通販からレコードを買い漁っていたりしてたので、彼らの音楽にすぐに虜にされてしまった。

 

サカナクションはバンドの体を成しているが、そこから織りなす音は間違いなくダンスミュージックである。ライブ、特にワンマンライブでの彼らのパフォーマンスは視覚聴覚が全て奪われ、痺れてしまう。個人的ベストは2年半くらい前に幕張メッセで行われた"SAKANAQUARIUM"。まずオープニングMOVIEで持って行かれ、セトリの真ん中くらいでやった"DocumentaRy"の没入感は凄まじかった。

 
サカナクション - SAKANAQUARIUM 2011 DocumentaLy -LIVE at MAKUHARI MESSE 

 

18:30前に会社を出て、りんかい線東京テレポート駅に向かう。ZEPP Tokyoに着いたのは開演直前の19時。外売りの物販でUROCOタオルとUROCOトートバックを購入。そして急いで中に入り、バーカウンターで交換したビールを一気飲みし、フロアの最後尾に入る。チケットはSOLD OUTと聞いていたが、最後方のエリアは比較的隙間の余裕があった。開演時間の7:00より15分くらい経ったあと、大歓声とともにメンバーが登場し、ライブが始まった。

 

1曲目は「サンプル」。向かい合ったメンバーがずーっと同じフレーズを繰り返し弾く。とても小さい音(あとのMCで分かったのだが、何とPAがOFFされていた)から少しずつ、少しずつ音量を上げていく。フロアは一気に盛り上がる。

息をして 息をしていたんだ
息をして 息をしていたんだ

そのあと「アルクアラウンド」「セントレイ」。どちらもシンセサイザーのフレーズが特徴的な名曲だ。

僕はこの時すでに、フロアの音響(PA)に感動していた。まるで全部の音がクリアに聴こえる。超低域から高域までクリアに聴こえ、低音は腹に響くほど迫力があり、それでいて耳が全然痛くならない。今までこの箱でいくつものバンドのライブを観てきたが、今日が一番良い音だと思うこれだけの大箱でこれだけの音をきっちり整えられるのはとても腕の立つPA、サウンドエンジニアに違いない。

その後「表参道26時」→「Klee」→「哀愁トレイン」→「エンドレス」→「シーラカンスと僕」→「流星」→「ユリイカ」とノンストップで続く。「Klee」はともかくとして、セットリストが何と言うか渋い。新旧織り交ぜてはいるものの、シングル曲のヒットパレードではないあたり一貫したストーリー性すら感じる。このへんは山口さんのセンスと言ったところか。

このあと「バッハの曲を夜に聴いたせいです」の4つ打ちのイントロが始まるとステージとフロアの雰囲気がパッと変わる。この曲はCDとライブでは印象がかなり違う。

気まぐれな君の色 部屋に吹くぬるいその色
壁が鳴り痺れるチェロ すぐに忘れてしまうだろう

1度目のサビの後のピアノ(キーボード)の流れる様なフレーズ。3度目のサビの部分のシンセの音が織りなす肌に痺れる音。その後のブレイク直後のピアノの単音。

そこからは「インナーワールド」「三日月サンセット」「モノクロトーキョー」「アイデンティティ」。名曲ヒット曲の応酬で息も続かない展開。ラストは「ルーキー」。ステージ中央からレーザーが放射線状にフロア全体を覆い、まさしく開場全体が「ルーキー」のジャケットのような光景になった。

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見えない夜の月の代わりに引っ張って来た青い君 

その「ルーキー」でライブ本編が終了。夢中になっていたせいで、その時やっと気づいたが、ここまで一切MCなし。以前ライブのMCにて「ライブ全体の世界観を壊さない為、途中にMCを挟まない」様な事を言っていたが、今回もそのテーマに従っているのだろう。

 

そしてしばらく後にアンコールがスタート。

「Ame(B)」のVOXが会場に鳴り響くと、フロアが怒号の様な歓声に包まれる。アンコール1曲目は「Ame(B)」のリミックスアレンジをメンバーがDJ STYLEで演奏する。ステージ前方中央に5人並べる大きなDJテーブルが置かれ、そこにメンバーが並んで演奏する。このときの音と絵が繰り出すダンスフロア感は表現が難しいが、まるで海外の大箱(巨大クラブハウス)に居る様な錯覚を引き起こした。それほどに音がダンスミュージックだし、レーザーやライトの演出が素晴らしかった。

 

その後、今回はじめてのMC。いつもそうなのだが山口さんは話しはじめると止まらない。多分20分くらいはMCしていたと思う。でも分かりやすく話すので聞いていて全く疲れない。順不同で内容を箇条書きにすると、

  • ツアータイトル「SAKANATRIBE」という名称は決してエクザイル「EXILE TRIBE」のパクリではなく、命名してから知った。変えなかったのは面倒だったから。
  • 今日はテレビ関係の人が来ているからテレビ嫌いって言っちゃダメだよ、と言われて来たけど、やっぱりテレビは苦手だね。すごく緊張してしまうので。
  • ツアーのテーマは"0-100"*1。 1曲目「サンプル」の出だしはPAが完全OFFの状態(ステージのアンプの音のみ)から少しずつPAのボリュームを上げていったり。
  • 今回のツアーはアルバム等、何らかの作品をテーマとして背負ってないので、セットリストに古い曲をたくさん入れられた。良かったでしょ?
  • 凄く嫌いなスピーカーの話。最近嫌いなスピーカー(システムだと思う)があって、近年の技術で何処の位置からでも同じように聴こえる。そんなデジタル処理の音ではここ(ハート)に響かないでしょ?
  • よそのバンドを見に行くときは、実はPAさんを目当てに行くことが多い。(今日の音響を聴いてとても納得出来る話)
  • サカナクション」というバンドを続けて行って、そこで出会ったカップルが結婚して子供をライブ連れて来てくれたら最高だよね。
  • 「サナカクション」によるレイヴパーティー構想。サカナクションが好きな人だけ集まる。ゲストは無く、サカナクションだけ。お昼はワークショップで子供とかに工作とかを教える。22時以降は大人の時間。朝まで踊り明かしたい。最高でしょ?

そしてメンバー紹介と共に、今回のセットリストの中で特におすすめというか印象に残っている曲を山口さんから質問。

  • ギター岩寺さん:「サンプル」→ PAの話に移る。
  • キーボード岡崎さん:「............全部。」(彼女らしい回答)
  • ドラム江島さん:「哀愁トレイン」→ 高校生の時小樽から7:08発の電車に乗って札幌まで向かうまでの風景を歌ったものだと山口さんが述懐した。
  • ベース草刈さんはその話題にならなかった(はず)。

 

そしてアンコールの最後に「グッドバイ」を歌い上げてライブ終了。当日まで行けるのか、時間が間に合うのか分からなかったが、行けて良かったと心から思えるライブだった

 

すぐにお台場を後にし秋葉原に向かい、BiSさんの新シングルリリースイベント帰りの研究員さんが食事をしていたサイゼリヤに合流。終電近くまで談笑し帰宅。

*1:音にメリハリをつけるという意味だろうか?