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アイドルのいる辛い暮らし-遠征中年研究員日記 (2/11)-BiS全国ツアー16日目(最終日)@仙台JUNK BOX

BiS全国ツアー16日目(最終日)【仙台JUNK BOX】

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とうとう最終日。今日問題なく参加するとBiS after all全国ツアー16公演を全通する事になる。我ながらアホだなぁと思う。この日記を書く事にならなければ全通する事もなかったかもしれない。でも確実に「終わり」は近づいているのだろうだし、結局何だかんだ言って行けたのは運命だったのかもしれない。

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盛岡から仙台までの道のりは187km程度。

 

【前日移動 盛岡→仙台】

昨日は移動日でライブはお休み。盛岡のホテルロビーで10時に集合し車に乗り込み出発。そして東北道に乗って2時間強。道中はとても順調に進んでお昼頃には仙台に到着。仕事の関係で帰らなければならない同乗者のちだちゃんさんを仙台駅で下ろして、とりあえず自分が宿泊予約しているホテルの駐車場へ車を入れる。そのあと有名なお店「一福」さんで牛タンを堪能。昼食後はそれぞれのホテルに解散し、のんびりとした移動日を過ごした。夜は飲めるメンバーと仙台国分町の美味しい居酒屋と、原価で飲める安い居酒屋をハシゴして、最終日前日まで*1充実した飲み食いライフだった。

 

【ライブ当日〜入場】

宿泊したホテルはライブ会場(仙台JUNK BOX)の斜め向かいなので、ゆっくりホテルで過ごす。お昼12時にホテルをレイトチェックアウトして研究員さんが何人が既に向かっている定食屋さんへ向かう。そこでお昼ご飯を食べて、近くにあったアップルストアMacBookを物色したり、ドトールでコーヒーを飲んだりしながら時間を過ごす。

 

夕方になり、そろそろライブハウスへ向かおうかと思い始めたころ、運営からテンテンコさんがインフルエンザで欠席になるという報せが届く。

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インフルだから言っても仕方がないのだが、ツアー最終日と言う事もあるしとても残念。プー・ルイさんが先日の松本を欠席した時と同じ残念な思いをそれぞれみんな(特にテンテンコ界隈の方々が)してるだろう。でもテンテンコさん本人が一番残念がっているだろうなという事が容易に想像出来たので、気持ちを切り替えようと思った。

 

そうしてたら、、、プー・ルイさんからツイートがどんどんやってきた。

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はじめはテンテンコさんが休む事になった事に対して話をしているのかな、と思っていたが、ツイートはどんどん思いもよらぬ方向へ進む。

 

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そして今日のライブは大人を入れず、メンバー自分たちで考えているらしい。ロクな住食を与えられず、最低なコンディションなのに自主的に朝から練習していたなんて、、、

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そして話は核心に入って行く。

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ネタにしても酷い内容。クローズドスペースとはいえ、女性に全裸を強要するなんてパワーハラスメントもいいところである。このツイートを見た直後はこんな事やるのはあり得ないし、何かの演出だと思っていた(思いたかった)。

このツイートを見ている時点で開場時間前にさしかかり、仙台JUNK BOXへ。ライブハウスは地下2Fにあり、入場整列を階段に並んで待つ。携帯の電波が入らなくなり、しばらくその後のツイートを見る事が出来なくなった。並んでいる顔見知りの研究員さんと話すもプー・ルイさんツイートに対する反応は様々。本当に全裸になる可能性はあるのでは?と心配している人も。

このプー・ルイさんのツイートで話題になった丹羽監督*2は今回のツアーに帯同して、たくさんの研究員にインタビューを行っていたようである(自分は受けなかった)。インタビューを受けた人何名かにその内容を聞くと、あきらかに扇動的にライブで何かを仕掛けようと誘導しているような気がする。僕はその話を聞いて、この方は「面白い絵が撮りたい」んだろうなぁと思った。まさかドキュメンタリー映画を撮るつもりだったまでは想像できなかったが。

などなど色々考え事をしながら、開場を待つが予定時間を過ぎても入場が始まらない。外よりは遥かに寒くはないが、設置されているロッカーも少ないという事もあり、すでにTシャツ1枚で凍えながら待っている人もいる。もうすぐ予定から30分も経とうかという時に入場が始まった。

 

仙台JUNK BOXはフロアの外、ドアの横に物販スペースがあり、ドアから入って小さいラウンジスペース?にコインロッカー(左手)、バーカウンター(右手)がある。このコインロッカーが小さい上に100個程度しかない為、客全員の荷物を収納する事は困難である*3。フロア自体は縦長で傾斜や段差もないため、後ろの人はステージが殆ど見えなくなる。ステージ自体は若干高いものの、後ろの客が見える程十分な高さではない。目測キャパは250〜300人程度。

以前別のイベントでこの箱に来た事があり、今回のライブチケットの整理番号が400番まで出ている事を知り、とってもじゃないがこの箱に400人入れることは難しいだろうと思っていた。ゆとって入ると後方からは演者は見えないし、もしかすると中に入るのも困難になる可能性があるのを恐れたので、自分の整理番号は50番台とあまりいい番号ではなかったがキチンと開場時間に並んで入る事にした。

順次入場し上着をロッカーに入れ、2列目をキープ。そして携帯をチェックするとフロアでは(微弱ながら)電波が入る事を発見。続きのツイートを読み込ませる。読み込み速度がすごい低速ながら、いくつかの続きのツイートをチェックした。

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楽屋は大変な事になっているらしい。もともとメンバーが大人をシャットアウトしている所に入り込んで全裸ダイブを要求したらしいから、他に止める大人も居なかったのだろう。このメンバーの怒りがライブパフォーマンスの良い方に向かえば良いのだが。。。

 

仮にこの箱に客が400人入ったら一大事で圧縮も酷い状況になるハズだったのだが結局それほど酷い状況にはならず、300人も入っていない様な感じに思えた。開場SEはいつも通り「primal.2」。バックステージがドタバタしているのか、開演時間を過ぎても始まらない。

 

【ライブ開始】

開演時間から10分強過ぎた時、今回*4は田渕マネージャーがステージに登場し、テンテンコさん欠席をアナウンス。内容自体はシンプルな連絡事項であるが、田渕さんも「テンテンコも今日のステージの為に頑張って練習を重ねて...」という様な下りで涙を堪えきれない状態に。今回のツアーで一番メンバーの近くで彼女達を見て来たであろう、なので尚更そのくやしさや無念が一番良く理解できるのだろう。悪いお知らせなのだが、とても立派なアナウンスだった。

 

そしてコートを着たメンバーがステージに登場し、ライブがスタート。

 

とってもシリアスな空気の中、流れて来たのは何と「アンパンマンのマーチ

そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも

何の為に生まれて 何をして生きるのか
答えられないなんて そんなのは嫌だ!
今を生きることで 熱いこころ燃える
だから君は行くんだ微笑んで。

いつ作られた曲なのか分からないが、とても陽気なメロディにエモーショナルな歌詞が入ってる。「からっぽ」や「中身がない」と大人に叱られ続けた事に対する彼女達のアンサーソングなのだろうか。そしてサビの部分で「アイドルを殺したのは誰?」と新アルバムのタイトルにちなんだ替え歌になる。フロアの客は地蔵どころか全員棒立ち状態で彼女達の滑稽で残酷なアクトを固唾を飲んで眺めている。その光景はまるで映画「IDOL is DEAD」(1作目)の深谷倉庫での初めてライブシーン(観客が全員棒立ちで全くノーリアクションだった)を彷彿とさせた。そして「アンパンマンのマーチ」の2サビが終わったあたりでメンバーが絶叫し「IDOL is DEAD」が始まり鬱憤や怒りをぶつけるかの様なシャウトが始まる。鳥肌が立ちまくった。死んだ様に棒立ちで見ていたフロアが一気に爆発する。

 

セットリストはまっくさんのツイートを参照。(いつもありがとうございます!)

 

「IDOL is DEAD」の後は「ASH」。MVで抗争問題のきっかけになった曲。前体制を含めライブではあまり使われない曲だが今日はやってくれた。そして「STUPiG」→「BiSimulation」→「豆腐」。「豆腐」は現体制(BiS48以降)では初めてだし、その前の体制でも大きなワンマンでない限り滅多にやらない曲であるが、ライブハウスで大きい音でやるとその良さが分かるがとてもROCKな曲である。フリー配信オンリーなのが勿体ないくらいの完成度。ウイカさんもライブ後に「1番好きな曲」とツイートしている。

MCがないまま「GMYL全部」→「CHELSEA」→「スプリットブレインシンドローム」→「サウザンボルト」とインディーズや1stアルバムの頃の曲から。まさかこのツアーで「サウザンボルト」をやってくれるとは思わなかった。そして「歩行者天国の雑踏で叫んでみたかったんだ」→「パプリカ」→「I wish I was SpecIaL」→「Hi」→「MURA-MURA」。どこかのタイミングでかは忘れてしまったが、休憩らしい休憩は2度ほど水飲みタイムがあるだけで、そのときも一切MCはなかった。

そして「My Ixxx」にフロアの盛り上がりも最高潮へ。1サビを終わった頃にウイカさんが左足*5をおさえてしばらくしゃがみ込んでしまう。練習のしすぎなのか、古傷なのか分からない。ステージ脇からもスタッフが心配そうに見ている。かなり長い時間動けずにいたので見ている側も心配になってくる。そのあと裏に戻らずまた動き始めるが、明らかに左足をかばっている。そして左足をかばいながらも必死にダンスをしているウイカさんを見ているコショージさんが泣き出す。大丈夫なのか!?見ているこちらも辛い。足をかばいながら歌い踊るウイカさんを見ているとあの人を思い出してしまう。単純に足がつったとかで重傷でなければ良いが。

そう思っていると次の曲がなんと「Hide out cut」。偶然にしても出来過ぎている流れで呆然となってしまった。リリース当時のメンバーではわっきーさんの全身をみんなで抱きしめる振りが今はテンテンコさんになっているのだが、そのテンテンコさんが今日はお休みなので透明人間をみんなで抱きしめる感じに。実は同じ事がリリース当時のメンバーの時でもあった*6。それを一瞬思い出してしまい、涙腺が緩んでしまった。

そして「ODD FUTURE」。曲も振り付けも含めて「Hide out cut」に方向性が似ている曲でこれを連続でやるのも何かしかの意思を感じた。そしてその後は「Fly」→「primal.」→「PPCC」と畳み掛ける。 もう何曲やっただろう?今回のツアーでは一番曲数を多くやっているのは明らかだ。もしかするとアンコール無しなのか?

 

そんな事を考えていると、何と初披露の「primal.2」のイントロが。それに合わせて歌を歌わずメンバーが順番に台詞を言っている。何を言ったのか細かくは忘れてしまったのだが、みんなが怒りや不安に満ちた台詞を言っているのに対し、プー・ルイさんが「なんでこうなってしまったのかなぁ?」という嘆きをしたのと、コショージさんが力になれなかった事を泣きながら、詰まらせながら言ったのは印象に残っている。そして「primal.2」のサビの部分から歌に入った。「PPCC」までサーフやモッシュで暴れていた研究員みんなが借りて来た猫の様にまた棒立ちで彼女達の歌を聴く。結局それがラストの曲になり、一度もMCなしのまま本編は終了

 

少し長めのアンコールの後、メンバーがステージに戻ってくる。やっとMCになる。想像だが今日メンバーはMCをやりたくなかったのかもしれない。でも今後のライブの告知や、ここで発表された新全国ツアーの発表をしなければならなかったのだろう。今回の全国ツアーを終えるばかりなのに、今度は北は北海道から南は沖縄まで、真の意味での全国ツアーを行う事が発表された。今回のツアーで行ったライブハウスも多数入っている。今回は土日メインなので今回よりも回しやすい人も多いのではないだろうか。

 

そして曲に入り、「nerve」→「レリビ」。「レリビ」ではウイカさん、サキさんがフロアに飛び込み客の上を歩く。サキさんは大サビの所でフロアの後方まで歩いて行き、曲が終わっても全然戻って来れない自体に。結局フロアに降りて通路を開けてもらって何とかステージに戻る事が出来た。そしてアンコール終了。

 

ダブルアンコールではどこからともなくTHE YELLOW MONKEYの「プライマル。」が歌われ始め、みんなで大合唱に。そして再々度メンバーがステージに登場。ダブルアンコールの曲は「IDOL」。まさしくツアーの最後の最後の曲となるこの曲でメンバーもフロアの客も大暴れ。本編にMCを挟まない事で出来たのであろうツアーファイナルを締めくくるにふさわしい全25曲のライブが終了した。

 

ライブが終わってから特典会の時に一度外にでて、ツイートをチェック。先ほど読み込めなかったプー・ルイさんのツイート(ライブ開始前に発信されたものだと思われる)をやっと見る事ができた。

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終わりに向かってこの先BiSはどんなライブやパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。悲しんでやっているアクトだとしたら観ている側も辛いしキツい。でも今日のライブは悲しみだけで構成された訳ではない事は断言できる。

 

【ツアー後半全通者特典打ち上げ】

特典会が終わり、ツアー後半全通者による打ち上げへ。

今回もともと人数が多いことが予想されたが、27人もツアー後半全通を達成したらしい。特典会に残ってた人がはけた後に椅子が並べられ、そこに座ってメンバーの登場を待つ。その間にスタッフ高橋さん*7がドリンクの注文を取ってくれる。前半の打ち上げでもそうだったが、一人一杯ドリンクは振る舞われる。きちんとしたメニュー(ライブのバーカンでこんな立派なメニューがあったのは見ていない)を見ながら、帰りは運転で飲めないのでコーラをオーダー。高橋さんに「えっ?お酒じゃないんですか?」と聞き返された。なんで呑みキャラを知っているのだろうか。ライブ中はそんなに酔っていないと思ったが。

そしてしばらくしてメンバーがおにぎりとご飯を運びながら登場。今回は人数が多い事が見えていたのか、予め30個くらいおにぎりが握られていた。それをプー・ルイさんが再度一人一人に尖った形に握り直して渡してくれる。一番目に受け取りにいった。そしてメンバーからフリカケやら海苔やら振る舞われ、各々談笑タイム。前回(全通者11人)に対し倍以上人が増えた訳だから当然会話や応対の密度は減る訳だがそれでも十分にコミュニケーションを取る事ができる時間だった。参加者の面々を見ると前回の私の様に相当無理をしながらライブに通い続けた人もいる訳で、それでもこの打ち上げで報われたのではないだろうか。サキさんが手をケガしている*8ため、おにぎりが握れなかったり、ウイカさんはライブ中に痛めた左足をまだかばっている状態。プー・ルイさんはお疲れなのかどこか話していてもふわふわした感じ(お前がいうなって本人に言われそうですが)。メンバーのみんなそれぞれが消耗しており、それぞれにいたわりの言葉をみんながかけてあげていた(であろう)。

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小一時間の打ち上げもあっという間に過ぎ、田渕さんから終了しましょうとの非情な呼びかけが。田渕さんのまとめの言葉と前後半全通者(その場にいた8名*9 )による結びの言葉、そしてプー・ルイさんの挨拶(確かあった)を持って一本締めで打ち上げを終了。メンバーが戻った後も全通者で記念写真を撮ったり談笑していたら、時計は24時を回ろうとしていた。

 

【帰宅】

ライブハウスのそばに停めていた車に乗り込んで、今回ツアー最後のドライブ。行程は343km。

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ライブの疲れもあるのか2度ほど強い睡魔に襲われたので、SAで休憩をしながら何とか6時過ぎに帰宅。お疲れさまでした。

*1:最終日はライブ終演後そのまま運転して帰るのでお酒を飲む事が出来ない。

*2:インディーズ時代から数多くのBiSのMV監督を担当している。詳しくは http://www.spirits-pro.com/news.html 参照。

*3:その上、なんとクロークも用意されていない。

*4:松本公演のプー・ルイさん欠場時はkmミュージックの佐藤さんがアナウンスした。

*5:記憶ではステージから見て下手側で外側を向いてフロア側の足をおさえていたので左足だと思う。絶対の自信はないです。

*6:2013/3/16に両国国技館で行われたワンマンライブでわっきーが脱退したが、その翌週の女川復幸祭にてわっきー不在のまま「Hide out cut」を披露し、わっきーのパートを残したままの振りだったので、透明人間をみんなで抱きしめる形になった。そこには間違いなく「わっきー」がいた。

*7:今回の全国ツアー全後半に運転手兼スタッフとしてずっと帯同してくださった方。プー・ルイさんのブログでも紹介されている。

*8:ライブ中に気づかなかったので、いつ負傷したのかが分からなかかった。一説によるとライブ中ではないとの情報も。

*9:実は前後半全通者は9名なのだが、1名は時間の都合で打ち上げ途中で先に退出してしまっていた。