【THE BiS WHO SOLD THE WORLD TOUR DAY9@神戸 太陽と虎】
朝9時。カプセルホテルの館内放送で目を覚ます。昨日は3時まで寝たので熟睡していた様である。なぜか布団が小さくて身体が寒い。まだとても眠かったが10時にここのカプセルホテルのチェックアウト時間になって追い出されてしまうので何とか頑張って起きる。シャワーを浴びてカプセルホテルをチェックアウト。ホテルの下りエレベータに乗ったら乗っていた人全員研究員だったのは笑ってしまった。
朝から神戸に行ってもホテルにチェックイン出来ないし、時間を持て余すだけなので、EBISUBASHI TSUTAYAのスターバックスでしばし寛ぐ。何度もここに足を運んだが、研究員として来る事はなくなるのかと思うと少し感慨深くなる。
スタバでどやMACをキメ込んでいると、速報ニュースが飛び込んで来た。
歌手のASKA容疑者を逮捕 覚醒剤所持 容疑を否認 NHKニュース
去年文春にすっぱ抜かれてた時は、本当だったらすぐに摘発されるだろうからフカシ記事なのかな?と思っていてすっかりわすれつつあった。BiSは「YAH YAH YAH」をカバーしているが最近あまりやらないので、今日セットリストに入ってたらすごい熱いなぁーと思ってしまった(それを遥かに越える結果となったのだが)。
昨日も夜遅くまで飲んでいたのもあり、少し胃の調子が良くないのであっさりした物を食べたいなと、関西に遠征に行くと必ずと言って良い程立ち寄る「やよい軒」へ。ここの冷奴は結構ボリュームがあって気に入っていていつも発注する。結局たくさん食べてしまった。
【入場〜LUI◇FRONTiC◆松隈JAPANオープニングアクト】
太陽と虎は三ノ宮駅から歩いて数分の高架下にあるライブハウス。前回のツアーで行った時はギュウギュウでとても厳しかったので、今回もさらに厳しい事にになるだろう。フロアも縦長でステージも低めなので後ろからだとメンバーも見えにくい。チケットの番号が悪いため、ハナから前方に行く事は諦めていた。
そうこうしているうちに入場時間が近づく。ざっくり100番毎に集合させていて、順番に入場する。クロークに鞄を預け、フロアに入る。
今日は中段上手にある大きな柱の近くで観戦することに。しばらくしてLUI◇FRONTiC◆松隈JAPANのメンバーが登場し、オープニングアクトが始まる。
今日も始めにメンバー紹介〜ライブへ。セットリストは今までと同じ。
①bells ②からっぽ ③パンケーキ(optimistic) ④感じたいよ ソバに居たいよ 新しい風と切り裂く光を
今日のMCはプー・ルイさんの不意をついて小原さんが突っ込みを入れたのでどぎまぎしながらも、メンバー同士をよく理解しよう!との事で皆の血液型を。全員バラバラ*1で、MC WATAを入れると全血液型がそろう意外な結果に。こういうバンド・グループって一概に血液型バラバラの方が良いんですかね?
そして曲の前にとうとう禁断のメッセージが、、、
プールイ「覚醒剤は、絶対やっちゃいけません」 ま、前フリ来たー Σ(゚д゚lll)
— 越田 修 (@osamukoshida) 2014, 5月 17
あー、これは仕込んできたな。という感じで、予感が確信に変わった。
今日のMC WATAは投げやり感が面白かった。「パンケーキ」曲中の「ハアーン」(通称:瀬川瑛子ボイス)をMC WATAがプー・ルイさんと一緒にハモる声がだんだんだんだん大きくなって来ている気がする。今日は思わず声を出して笑ってしまった。「感じたいよ〜」ではテンペスト竹内さんの煽りが鬼気迫っていた。オープニングアクト終了。今日もMC WATAはサングラスをフロアに投げ入れている。
O.A.が終わった頃にはフロアもほぼ満杯の状況に。
【本編】
今日はKM佐藤さんではなく、高橋さんがステージに現れ注意事項の説明。人が良すぎる感じが滲み出る*2前説だった。特に今日のライブハウスは0列がなくて、サーフして前に流されてもそこから戻る導線が全くないので、ある意味サーフは危険である。
開演時間5分強押してライブがスタート。SEは「六甲おろし」。
六甲颪(おろし)に颯爽(さっそう)と
蒼天(そうてん)翔(か)ける日輪(にちりん)の
青春の覇気(はき)美(うるわ)しく
輝く我が名ぞ阪神タイガース
オウオウオウオウ阪神タイガース
フレフレフレフレ
そしてメンバーが登場。なんとA○KAさんに似た様な顔のビークル風お面を付けている。のぞしゃんだけチ○ゲさん風だった。はじめお面の意味が分からずwtnbさんに見えてしまったのは心の中にしまっておきたい。その格好のままサインボールを投げ入れる。その後に被っていたお面をフロアに投げ入れる(裏側には丁寧にサインが書かれていた)。
その様子をかじさんがツイートしてたので引用。
コレな(|||ʘΣʘ|||)!RT kajiiiiii: 今日のBiSさん、1曲目はあのチャゲ&飛鳥さんのYAH YAH YAHからスタート(|||ʘΣʘ|||)お面…! pic.twitter.com/Rpi5VxIF89
— かじ (@kajiiiiii) 2014, 5月 17
やりすぎやろがい!
そして何と「YAH YAH YAH」からスタート。お昼のニュースを知るなりすぐにセットリストに手を入れて差し込んで来たのだろう。お面を作るフットワークの良さも含めて、脱帽である。ウイカさんに至っては曲間にアドリブで何か吸引するポーズを取っている。いくらライブハウスと言う閉鎖された空間であってもそれはマズい。マズ過ぎる。彼女達に怖いものはないのだろうか?否、彼女達のパーソナリティの上に覆いかぶせた「BiS」というパフォーマンスなのだろう。本当にROCKだった。
そして久々の「CRACK CRACK」。良い曲である。こんな名曲が滅多に演られないというのは非常に勿体ない。できればステージ全体が見える前方でじっくり見届けたかった。そのうち「animal」も演ってくれないかなぁと願うばかりである。
セットリストはまっくさんのツイートを参照(いつもありがとうございます!)。
【5/17 BiS★神戸 太陽と虎】 ①YAH②CRACK③Gmyl④STUPiG⑤My I⑥太陽⑦BLEW⑧BiSimu⑨CHELSEA⑩YELL⑪BiS⑫Fly⑬FiD⑭Hoc⑮primal. ec①Hi②nerve Wec①DiE②PPCC 全19曲
— まっく (@st_ely_mac) 2014, 5月 17
「My Ixxx」まであげっぱなしの曲で、フロアも一気にヒートアップ。
自己紹介MCの時だったと思うが、テンテンコさんが突然「マンモスうれぴー!」と連呼しだすというまたもやヤバい行動に。それに加えてコショージが「???」という顔をしていて、のりぴー語を知らないという驚愕の事実が明らかになった。
その後、「太陽のじゅもん」から「BLEW」→「BiSimulation」。今日はダイバーを見かけない。 前説が効果的だったのか、前方から相当なプレッシャーが来たのかは後ろからみてたのでよく分からない。最前への圧縮はキツそうだが、突然頭にダイバーが降ってくる危険と比べると全然マシだろう。
「YELL!!」 までは大人しく後ろで観ていたが、「BiS」で我慢出来なくなり中に突入。その後「Fly」。
告知MCではラストライブのお知らせをした際にプー・ルイさんが、「ここ最近、接触の時に『僕、今日でお会い出来るの最後なんですよ...』って涙ぐみながら来る人がいるんだけど、それは君の都合だから!私たちは7/8の解散ライブまでずーっとある訳で、それに来れるか来られないかは君の問題だから!なのでそういう湿っぽい事は止めて下さい。」と言う感じ(言い回しはもう少し丁寧だったかもしれない)のMCを。全くもってその通りである。いつ観られなくなるかはそれぞれの問題であって、彼女達にお仕着せがましく言っても無意味なのである。もっと言うと、この先もライブに行く予定があっても、いつ何か大きな事が起こって観に行けなくなるかは分からないのである。理由はどうあれ行かないのに未練がましく振る舞うのは全くもってROCKではない。
そしてMCの後「FiNAL DANCE」→「Hide out cut」→「primal.」で本編終了。たった5曲フロアの中心に入っただけで滝のように汗をかいた。歳のせいなのか、連日の仕事→遠征の疲れなのか、少し暴れただけですごい疲れ。さすがにここ毎週の強行軍が体力に来ているようだ。
【アンコール〜ライブ終了】
あまりにもキツかったので、本編終了後バーカウンターに避難してドリンクを。アンコールのコールでKんさんが色々頑張っていたみたいだが、バーカウンターにいたので何があったかは分からなかった。
そしてアンコールとダブルアンコールはバーカウンター横のモニターで見ていた。ここに居た方がステージ全体を把握出来るとは何たる皮肉か。今までずっとフロアに飛びこまかった(はずの)メンバーが「Hi」でフロアに飛び込む。すでに衣装の傷みが酷く、端から見ていると破かれている様にも見えてしまう。そして「nerve」ではコショージがBメロをダイブしたまま歌う。めちゃくちゃな歌だった。だがそれがいい。上手にこなす必要はないのだ。ダブルアンコールの「DiE」→「PPCC」で終了。
今日のライブは全体的に客のサーフが殆ど発生しなかった。前に流せないのを分かっていて下の人が前に流さなかっただけかもしれないし、箱の特性によるものかも知れないけどとても良い傾向だと思う。
それにしても今日のライブは冒頭の時事ネタぶっ込みに尽きる。翌朝僕は下記のツイートをした。仕込み芸は研究員のお株を奪うものだった。
しかし昨日のBiSさんは見事だった。朝のニュースをすぐにネタに持ち込むため、おそらくセットリストにも手を入れて、お面も急にこしらえたのだろう。そして客が引く程の傍若無人さ。 この辺の時事ネタに対する素早く柔軟な対応は、かつての研究員を彷彿させるものがあると感じました。
— 越田 修 (@osamukoshida) 2014, 5月 18
【反省会】
今日も特典会が長引いているので、早めにライブハウスを出て近くの鳥貴族へ。しばらくしてから三々五々研究員が集まって来て、最終的には20名弱の集まりに(一つのテーブルには集まれなかったが)。0時きっかりにチャリオさんの誕生日で祝杯を上げる。明日も楽しみだ。
お店が1時閉店で追い出され(今から思うとだらだら飲まなくてよかったと思う)、明日もあるので、と言う事で解散。予約しているカプセルホテルにチェックインし、すぐに就寝。