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アイドルのいる辛い暮らし - 遠征中年研究員日記 (2015/3/29) - フェリーズフェス@こめどこ食堂(尾道)

【フェリーズフェス@こめどこ食堂(尾道)】

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前回の尾道訪問から1ヶ月、仕事もトラブっていた事もありなかなか多忙な日々を送っていた。車も車検から1ヶ月以上エンジンをかけていない。BiSが解散してからは毎週の様に車で全国津々浦々遠征していたなんて信じられないほどの大人しさである。

それでも久々に長距離遠征を計画していた。今の自分にとって遠征と言えばもう尾道しかないのである。

 

前回尾道に行ったときにkeikiさん*1から直々に「フェリーズフェス」のフライヤーを頂いていた。フェスと銘打つだけあってフェリーズファミリーの全てを堪能できる内容である。京都I博の時異様な盛り上げをしてくれたMC Makibaouさん、ハードフロアなアレンジで度肝を抜かされたTatsu Miharaさん、そしてストレート&パーマ3ピース、そしてフェリーズ。失礼を承知で言うと内輪である事は拭えないが地方でひっそり行われるのはとても勿体ないハイレベルな音楽フェスティバルである。それがお昼過ぎから夕暮れに向かう尾道の一等地にある海が見えるレストランを貸し切って行われるのである。最高じゃないか。

流石に今回はTUMAさん、MAGOさん、3ちゃんさんも行く気満々だったので、みんなで車で行く事に決めていた。フェリーズフェス自体は16時スタートだが、交通事情もあるし何しろ長距離な不定要素があるため、前日深夜移動で順調に行けば10時前到着を目標に遠征計画を立てた。当然フェスの前に尾道観光も視野に入れていた。

 

 

【往路】 

前日3/28(土)の夕方に少し仮眠して、夜に新宿に向けて出発。21時からタワーレコード新宿で行われるLUI FRONTiC 赤羽 JAPANのインストアイベントを見て、イベントが終わった23時前に一緒にイベントを見ていた皆と別れて、遠征メンバーで車に乗り込み出発。

 

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何度かこういう画面を見ているが、さすがに片道700kmオーバーは痺れるものがある。運転中に睡魔が襲ってこない事だけが気がかり。

カーナビ通り運転していたら、いきなり対応していない山の手トンネルに入ってしまい東名ではなく五反田方向に行ってしまいロスはしたが、東名に入ってからは夜中な事もあり道路は至って順調。お昼〜夕方の仮眠の効果もあり全然眠くならないまま新東名→伊勢湾岸道新名神山陽道と進み、8:30頃には尾道に到着。

 

 

 

尾道観光】

自分が同じだった様に、初尾道の三人のテンションは高く、駅前からすぐ見える駅前渡船に感動したり、駅や風景をバックに自撮りをはじめる。軽く駅前を見たあと、フェス会場から歩いて1分かからない所に1,300円で車を終日駐車出来る場所を見つけてくれてそこに車を駐車。さっそくビールを飲む。運転の後のビールは旨い。

 

そして早速すぐ近くにある「しみず食堂」という海に面する定食屋を見つけて、テラス席?で一杯。ここのロケーションが最高で渡船フェリーが行き来するところを眺めながらビールをたしなむ事が出来る。

 

朝食を食べた後、アーケード街を散策して千光寺山ロープウェイに乗る。3/29は桜の開花予想日だったが、ここ数日寒かったらしくソメイヨシノはまだ蕾のままで、早咲きのしだれ桜が所々で咲いている程度だった。ソメイヨシノが沢山あったので満開のときは素晴らしい景色になっていただろうなと少し残念だった。

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帰りは歩いて山を下る。古い建物やタイレストランの店頭ディスプレイ、そして急な階段の下り道から見える景色が素晴らしい。

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下山後まだ時間があったので各自別れて、渡船に乗ったり、ラーメンを食べに行ったり、ベンチで寝たりで過ごし、ライブの時間が迫ってきた。

 

 

【フェリーズフェス】

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こめどこ食堂は尾道駅から徒歩1分くらいの所にあるレストラン。1Fにはベーカリーの厨房もある。2Fは3〜40人は着席できるスペースになっており多目的な催事に使われるようなレイアウト。その2Fにある大きな窓から尾道の海が一望できる。

 

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DJ sebachantさんのDJからはじまり、MC Makibaouさん、Tatsu Miharaさん、そしてストレート&パーマの順にライブが進む。それぞれ20分の持ち時間はとても短く感じられた。ストレート&パーマのライブ時 特に感じたが、前回に続き今回も音響のバランスが絶妙なのである。ドラムも横を向いていてスピーカーも持ち込みのBOSE L1を後ろに立てているだけ。音楽をやる目的の空間ではないのに音がビビったり割れたりする事がなく、しかしながら小さすぎるという事がなく十分に迫力がある音で各パートのバランスも絶妙なのである。尾道の情景をバックにリラックした空間で質の高い音楽が奏でられる。その間にもお客さんは次々と入ってきて、それほど広くないレストランの空間は沢山のお客さんで埋まる。自転車で来たのであろう、サイクリングスーツを着た方や常連と思われる幼い子供をつれた親子連れ。客層の広さがフェリーズの音楽としての多様性を感じさせる

 

そして少し転換休憩を挟み、フェリーズの出番になる。出囃子は「尾道クルージング[Tatsu Mihara Remix]」をremixer本人がかける。今回は持ち込みだったのか、キックの音が跳ねていたりサンプリングに手が加えられており手が加えられていた。そこに更にマニュアルでサンプリングを入れる。その上にかぶせるようにストレート&パーマの3人がリズムやフレーズを入れていく。フリージャズセッションみたいな様相を呈する。しかし一向にフェリーズの二人が登場しない。結局出囃子の曲が終わってしまう。みんな爆笑。

 

気を取り直して再度出囃子、やっと二人が後ろから登場し「やっぱり渡船」からライブはスタート。ここ最近のライブを見ている限り、必ずと言ってよいほどこの流れで、Tatsu Miharaさんの出囃子の重い音から「やっぱり渡船」のPOP寄りの軽い音に移る落差が面白い。ここの部分にフェリーズの音楽性が詰まっていると思う。


フェリーズ - やっぱり渡船 (20150329フェリーズフェス)

 

セットリストは以下の通り

 

 

「やっぱり渡船」から「尾道クルージング」に入るドラムのキレの良いイントロにハッとさせられる。やっぱり生バンドでは素晴らしい。


フェリーズ - 尾道クルージング (20150329フェリーズフェス)

 

「アナタハミナト」の綱引きのような振り付けに子供が大受け。


フェリーズ - アナタハミナト (20150329フェリーズフェス)

 

「海からの手紙」の時、冒頭でヨーコさんが歌う「大きな船の〜」の部分で渡船フェリーの数倍の大きさの遊覧船が後ろを横切るというすごい偶然が。当然船のスケジュールに詳しくはないから分からないが、撮影で見ている限りこの遊覧船は頻繁に行き来しなかったので本当に偶然だったと思われる。タイミングが完璧すぎる。


フェリーズ - 海からの手紙 (20150329フェリーズフェス)

 

前回はじめて披露した新曲「恋のスピード何ノット?」一聴するとグループサウンズ時代のコミカルなナンバーだがよく聴くと丁寧に作り込まれている。


フェリーズ - 恋のスピード何ノット? (20150329フェリーズフェス)

 

 

そして更に初披露の新曲が。その名も「フェリーズ音頭」。聴いたときの印象がまさに自分のこのツイートに込められている。

 


フェリーズ - フェリーズ音頭 (20150329フェリーズフェス)

 

そして少しずつ陽が落ちてきて夕暮れ時になってくる。一曲が終わるごとに動画撮影しているカメラのISO値を1段階ずつ上げていく。

まだ1枚しかアルバムを出していないのに、フェリーズの音楽性は多彩だ。分かりやすさの中にも奥深さがあり、全く予習などしてなくても楽しめるだろう。 


フェリーズ - ブルーラインGOGO (20150329フェリーズフェス)

 

【アンコール〜終了】 

そして本編ラストはお待ちかねの渡船フェリー。イントロのシンセをヨーコとマチルダが奏でる。会場が一体になる。 


フェリーズ - 渡船フェリー (20150329フェリーズフェス)

 

 

本編が終わり、鳴り止まないアンコールの中、 再度二人が登場。


フェリーズ - アイランドロック (20150329フェリーズフェス)

 

本来はアイランドロックで終了する筈だったと思われるが、最後にkeikiさんが「もう一回 渡船フェリーやろう!」と言う事でフェリーズファミリー全員参加のフルバージョンを披露。


フェリーズ - 渡船フェリー ~encore~ (20150329フェリーズフェス)

 

 

動画を見てもらえば少しだけ片鱗を感じてもらえると思うが、とにかくフェリーズもストレート&パーマもメンバー全員がリラックスして楽しんで音楽を楽しんでいる。動画には見えないが、沢山の地元の人々が楽しむ。これが本当のローカルアーティストのあるべき形だろうと思う。

 

 

【反省会】

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イベントが終わり軽く打ち上げをした後、今日取っていたゲストハウス「ヤドカーリ」へ移動。一人2,500円程度で宿泊できる。かなり遅い時間に部屋に戻ったが、まだ飲み足りないので、3ちゃんさんと尾道のボトルカフェ「Yes。」さんにお酒を飲みに。

 

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 「Yes。」さんは尾道駅前から至近にあるボトルカフェ。いろんな国のビールが置いてある。PUNK IPAを見つけてオーダー。まさか尾道BrewDogが飲めるとは思わなかった。Yes。さんのマスターは前回の福山イベントもスタッフ?としてお越しになっており、今度尾道に行くときは必ずお邪魔しようと思っていた。初訪問の方はお店にたどり着くのは難しいかもしれないが、一歩足を踏み入れるとハンモックがあったり雰囲気が良く、お世辞にも広いと言えない空間だが何とも言えない心地よさがある。たしかに近くに住んでいたら足繁く通ってしまいそうだ。

偶然にもストレート&パーマのメンバーもお越しになり、色々お話を伺ったりお酒を楽しんだり、楽しい夜のひとときを過ごした。1時過ぎにお開きにして宿に戻り明日のために就寝。

 

翌朝すっきりした体で車に乗り込み、一路東京を目指す。700kmを越える帰路だが全く睡魔にも邪魔されず移動した。東名に入ってから酷い渋滞に巻き込まれたが、用賀の手前で降りて桜新町を通り新宿へ到着した頃には夜19時を回っていた。

 

 

【総括】

久々に長距離のドライブ遠征をしたが、きちんと一泊した事もあり、全く疲れる事もなく運転が出来た。尾道はとても刺激を受ける街で、何度来ても飽きない。また近いうちに訪れようと思う。

*1:「フェリーズ」のプロデューサー兼サウンドコンポーザー。「ストレート&パーマ」のストレート(ボーカル・ピアノ)担当。