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おやすみホログラム セカンドワンマンライブ 所感

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昨日(6/15)、渋谷o-westにて「おやすみホログラム セカンドワンマンライブ」がありました。前回の新宿ロフトでのファーストワンマンから9ヶ月経ち、一周り大きいo-westでのワンマンライブ、もちろん観に行きました。

 

ブログでは普段あまりこういう振り返りの文章って書かないんですが、思う事が沢山ありましたので書きますね。

 

結論から

ライブ終わって一番始めに「このバンド編成が終わるのはやっぱり勿体ないな」という感情が沸きました。

セットリストを見ても分かるし、事前の告知にもあった様に、現在のバンド形態の集大成となるライブでした。おやすみホログラムの単なる一形態ではなく、もはや何かこれだけでやって行けそうな気がするくらい良かったし、完成してました。バンド形態でのライブをほぼ全て見ているはずなのですが、今まで一番出音もよかったかな。o-westの音響と相性バッチリでした。

 

一方バンドセットとしては集大成だったんだけど、やっぱりオケ曲の曲数が少なかったと思いました。わざとそうしている様な気がするけど、バンドだとやっぱり二人以外にも目がいっちゃうからやっぱり別物なんですよね。以前良く行っていた別の某グループも「これを生バンド編成で見たい!」と思っていましたが、今日を経て「オケ曲でアクトする事の良さ」と言うのを再認識しました。

 

もともと自分は告知を見た時に「メンバー変更や構成変更とかして新たにバンドをしきり直すのかなぁ」と軽く思っていたんですが、昨日のライブをみる限り やり切った感じしか受け取れませんでした。完成系でした。恐らく当面はバンド形式を封印するのではないだろうかと思っています(あくまで個人的な予想)。

 

OYSMAJE*1の方はセッション色が強く、メンバーの都合次第でまた近いうちに観られる予感がするし、ギター1本のアコースティックライブは今後もちょくちょくあると思います。でも(最近分かってきた)小川Pの性格からすると、次のSTAGEに向かうにはもっともっと変化して行かなければならないと考えているんだろうなぁ。積み上げた石を全部崩しちゃう。でも積み上げた石を眺めているほど、もうそんなに時間は残ってないんだ。

 

そしてライブの最後に流れたハハノシキュウさんによる「おはようクロニクル」のMV。

題名に「クロニクル」が入っている様に、おやすみホログラム結成時からの流れをハハノシキュウさんのフロウで畳み掛ける。結成時のドタバタ、ハハノシキュウさんとのコラボ、バンド結成、等々の出来事を経て、最後に未来の話をしよう、と「11月16日 恵比寿リキッドルームの3rdアルバムリリースイベント&ワンマン開催をこの曲中で発表する。やられた!

 

なんとも、おやすみホログラムらしい重大発表のやり方だ。

 

発表されたときのフロアの反響は複雑だった。5ヶ月位先とは言え、そりゃいきなり1000人キャパレベルの箱を発表されたらみんな動揺するよね。正直に言うと自分も直後はビックリしてその後埋められるのか?という心配が先に来ました。どんなワンマンライブになるんだろう。

 

 

1stワンマンを終えてから

バンド編成について少し思いを馳せたいので、時間を少し遡ることにします。

夏の魔物」と「りんご音楽祭」の大きな音楽フェスに挟まれた、2015年9月22日(国民の休日)に行われた1stワンマン。初めてのワンマンだった事もあり観る方も演る方も気負いすぎる程、気合いが入っていました。

2014年はどちらかというとポップなアイドルデュオ路線で進めていたのを大きく変えたのは2015年1月30日に高崎WOALで行われた「VHS」というイベントでHave a Nice Day!とコラボし、初めて披露したあの「エメラルド」からだったのは間違いありません。つい昨日の様な感覚です。

あの夜からグループの方向が少しずつ変化して行ったし、ブッキングする/されるイベントも少しずつ変わって行ったと思います。そして2015年2月10日にはおやホロバンドを初披露。


3月15日のo-nestでのやらかしや、せのしすたぁとのBEEF(と言えるまで実際は行っていないが)からの5月4日のSCUM PARTYなどによりおやホロのフロアはスカム界隈と言われる迄に。

 

一方、今までのオケ形態では色々なアイドルイベントから声がかかるものの、この頃の出演の多さも災いし、ひどい時には客が10人も居ないような日もあり、良い言い方だと「メリハリがある」、率直に言うと「ブレが大きすぎる」現場も多かった時期でした。最近は所謂アイドルを沢山集めた様なイベントに殆ど出ていないのもこの頃のトラウマがあったからではと思う事もあったりします。↓の動画のMC(自己紹介)部分の事故り加減はすごいです(自分も居たんですが...)。

 

バンドの事に話を戻しましょう。ドラムが替わったり、ギターを一人増やしたり、最近ではバイオリンを入れたり、少しずつ形を変えて行きながらも進化して行ったバンドセット。最近では六本木にてなんとあのアヒトイナザワがドラムを叩いて OMOIDE IN MY HEAD のイントロ 〜 ドリフターを演ったところなど。

 

都内でのライブハウスサーキットイベントや大掛かりなロックフェスのアイドル枠で出るのではなく、「夏の魔物」や「りんご音楽祭」の様な一本筋の通った地方開催のロックフェスイベントに出られる様になったのも、それまでのバンド形態での活動や、それに伴ったスカム界隈やコアなバンドとの対バンが大きかったのではないかと思っています。

 

ハバナイの後を追うように (1ヶ月後のo-westと1年後のリキッドルーム)

2ndワンマンライブの前日に久々にカナミルがブログを書いたけど、ここ1年半ところどころ絡んでいたHave a Nice Day!をかなり意識している内容でした。仕方のない事です。映画までつくられ、一緒のシーンを歩んでるかに錯覚してしまう様な一年半でした。

http://kyanamil.tumblr.com/post/145909559067/615-渋谷o-west

でも自分はハバナイとは当たり前だけど、出自も目指すところも違うグループなんだと思っています。

 

o-westのキャパ、平日の開催を考えるとソールドアウトは夢のまた夢だと思っていたけど、なんと最後の最後前日でソールドアウトとの報せが。そして当日のo-westは運営予約も含めると450人オーバーと聞きました。ワンマンとは言えすごい事です。

 

そしてライブ中に発表があった恵比寿リキッドルームでの3rdワンマン。11/16は今回の2ndワンマンと同じく水曜日。箱のキャパは一番広げた状態だと1,000人は入るはず。

1年前の11/18のハバナイから約1年後。あの時「エメラルド」を共演した縁で1曲だけゲストで出させてもらったが、非常に悔しい思いをしていた事は映画「モッシュピット」でも述懐しています。どうしてもリキッドルームでやりたい理由があった単純なキャパだけではなく、一年前にやり残した事をやりに行くためだ。

 

おやすみホログラムはやりたい事を好きな様にやっている団体」と前にカナミルがどこかのインタビューか何かで答えていましたが、だからこそ損得関係なく、クロニクルにはこだわっていくし、筋を通すその姿勢に痺れてしまいます。

 

クラウドファンデングで開催したフリーパーティだったHave a Nice Day!とは違い、おやホロは普通にチケット販売で開催するので集客の難易度が全然違うし、仮に500人位しか集客出来なかったらガラッガラの寒いフロアになってしまう。この5ヶ月でどのような展開が待っているのか。メンバー2人と小川Pに何か特別な作戦や見込みがあるのか?純粋にライブとして勝負するのか?これからの事を考えるとワクワクしてしまいます。

 

 

最後にやった新曲「planet」

そして昨日のライブの最後の最後、ダブルアンコールで演った曲「planet」。この曲に3rdアルバムのヒントが隠されていると思います。エレクトロのダンスミュージックなんですが、ヨーロッパのアンダーグラウンドシーンに登場する様な、良く言われるEDMっぽい曲ではなくいわゆる王道とはちょっと違った物です。

 

ライブを録画した映像が幾つかアップロードされていますが、携帯のマイクで録音したレベルではこの音楽の示す奥行きが表現出来ていません。もっというと、昨日のo-westの音響はバンド寄りの設定になってて、この曲自体をもともと表現しきれて居なかったかもしれません。曲というより、音が大箱以上で鳴らす事を想定した物になっていた様に聴こえました。それこそリキッドルームで聴きたいし、それ以上のサイズの会場、例えば幕張メッセとか、そういう場所で聴きたくなる様な物です。

 

正直なところ、昨日のフロアのこの曲に対する反応は微妙でした。

音が鳴らし切れていなかったところもあると思いますが、決して分かりやすい音楽ではない事は確かだと思います。でも間違いなく響く所には響く音です。音楽だけの話で言うと、この方向性で客層がガラりと変わる危険性すら秘めている音です。2ndアルバムが出て間もないですが、既に3rdアルバムが待ち遠しくてたまりません。今までのファンを引き留めたまま、新たなステージに進めるでしょうか。答えはもうすぐです。

 

「おやすみ」から朝が始まる
望んだ月が交わる八月
小さな川から流れたドリフター
モッシュピットはいつも

 

 

*1:OYaSuMi Acoustic Jazz Ensamble